♪こぱんだのチープな お着物ライフ♪

着物ってお金がかかると思ってませんか?
実はユニクロのTシャツより安かったりするんですよ、いや、マジで・・( ̄ー+ ̄)

有終の美を飾れよっ!

2006年11月25日 | 着物
加古川SATYにある京ろまん和優館が閉店すると案内が来た。
たけうちに続きここも閉店か~と思ってたら 電話がかかってきて「閉店セールでどれでも半額になるので見に来てくれ」と言う。
べつにあんな所で買うものはないだろうけど 半額なら小物が安くかえるかなとも思い行って見ることに。
チビ連れで行ったのでまた前回のように 暴れるといけないのでチビをオモチャ売り場に放り込んで単身乗り込みました
このお店 オープン当初はポリ小紋に半幅帯の若い店員さんがいっぱいいて良い雰囲気だったんだけど いつの間にかオバサン店員&制服店員&若い兄ちゃん店員のまるで「たけうち」の人員構成になってました。
さて 水玉のウール着物に半幅帯、柄足袋という格好で乗り込んだわけですが 店の前に待ち構えていたオバチャン店員に「ま~ ステキなお着物で~」と言われる。しかしこの人、目が笑ってないわ・・
畳を敷いて幕で囲ってるスペースに入るとそのオバチャンに
「ま~ かわいい靴下はいてるのね~」と言われる。
私は柄足袋履いてんのよっ!呉服屋の店員が何靴下なんて言ってんのよっ!
と不快指数が
「今日は何を探しに来られたんですか?」と聞かれる。
別に何も探してないけど「じゃ、プレタでも・・」と答えるが
そこにはダサ~いけど3万や5万の値札のついた物しかない。
チラっと見て却下。「江戸小紋あれば見せてもらえますか?」と
言うと「お仕立になるわよ、いいの?」と高飛車に言われ
またまた不快指数
「これなんてステキよ~」と見せられたのが すっごくダサい小紋
次々引っ張り出してくる物どれもが普通の小紋・・
人の話 聞いてんのかっ
「もっと細かい柄の江戸小紋が見たいんですけど」と言うと
やっと「あぁ 江戸小紋ね~」とさらに奥へ連れて行かれる。
そこにあったのは黒い鮫小紋のみ。オバチャンは「それいいでしょ~」
とゴリ押ししてくるが気のある返事をしない私にそこらへんにある
反物を手当たり次第突きつけてくる。「色がいや、好みじゃない、
柄がイヤ、同じ様なの持ってます」とこっちも手当たり次第
否定する。そりゃあと1週間で売っちゃわないといけないのは
わかるけど なんでもかんでも突き付けりゃいいってもんじゃないでしょ?
私はどんどんテンションだけどオバチャンはしてる。
最初の3回くらいは私のことを名字で○○さんと呼んでいたけど
いきなり△△ちゃんと名前にちゃん付けで呼び始めます。
しかも何度も△△ちゃんと連呼する。「△△ちゃんにはこんなかわいいのが
お似合いよね~」と嫁入り前の娘かっ!と言うようなピンクの
着物とか持ってくる・・
不快指数はどんどん
「とりあえず合わせて見れば~」と鮫小紋の反物と共に鏡の前へ。
巻き巻きしてもらったら一目で顔映り悪いと判るその着物。
「やっぱり若い人が着ると地味な着物も華やかよね~」などと
寄ってたかって褒めちぎられる・・
「赤い帯すればかわいいわよ~」とこれも嫁入り前の娘向きの
ような帯を次から次へと当てられる。
「半額だし お買い得よ~、決めちゃいなさいよ」と言う
オバチャンに「鮫小紋は持ってますから!探してたのは
江戸小紋の語呂合わせ柄です」と言った。
相手は周りにいた店員と
顔を見合わせ「語呂合わせの柄?」と言ってます。
唯一 理解したのは帯作家の先生と呼ばれている初老の男性。
「ここにはないね~」と言ってくれたので漸く開放されました。
帯作家の先生から帯の手法の話をいろいろと聞いている間も
オバチャンは「△△ちゃん」を後で連呼していますが無視です
「いろいろ勉強になりました」とその先生に挨拶して店頭の
小物のワゴンに移動。オバチャンは諦めたようで次のターゲットに
へばりついてます。私が「とりあえずキープ」と渡しておいた
日替わり目玉商品の正絹長襦袢地5千円のことはすっかり
忘れているらしく畳の上で広げた反物の下に埋もれている。
気の弱そうなお兄ちゃん店員(←この人が本当の私の担当さん)が
近付いてきて「小物どうですか?」と聞くが 
いるものはなにもありません。「いらないです」と
言うと去って行ったのでそのまま店を離れました。
もちろん このお兄ちゃんも長襦袢地のことなんて頭にない。
ま、こんな接客なら閉店も仕方ないですね。
最後くらい何か買ってやろうか・・という客の気持ちを
見事に踏みにじっております。
最後くらいキレイに終われよっ!


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2 コメント

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おお……アグレッシブ (天和斎)
2006-11-27 23:19:30
こぱんださん、相変わらずチャレンジャーですねー。
私なんぞ、最初に出会ってしまったたけうちが不愉快で不愉快で、「二度とチェーンの呉服屋なんか利用するか」と敬遠策に出ましたが。
キンカ堂にオフハウス、真岡の骨董市等々、地の利に恵まれてなんとか激安着物生活を送れてます。

やはり武器となり盾となるのは、広く豊富な知識ですね。新品なら数万円となるモノを買うのですから、消費者も出す金額に見合うリテラシーを身につけなあかんと思います。
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懲りずに・・ (こぱんだ)
2006-11-28 08:04:37
天和斎さん 何度も嫌な体験をしつつもブログのネタのために呉服チェーン店チェックをしております
しかし店員さんの質の悪さにはうんざりです。
あちらからすれば数千円、数万円なんて屁みたいなモンかも知れませんが 私達からすれば大金です。
高い物を売りつけるのが常になってるので感覚がマヒしてるのかもしれませんね。
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