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マンセル表色系

2012年03月01日 | Weblog
マンセルは色を5つ(R、Y、G、B、P)に分け、更にと中間にYR、GY、BG、PB、RP)の5つを設けた。

色相
さらにそれらの色相を10で分割した計100色相で表した。
R (赤)
YR (黄赤)
Y (黄)
GY (黄緑)
G (緑)
BG (青緑)
B (青)
PB (紫青)
P (紫)
RP (赤紫)


明度
明度は色の明るさを意味する。
極度に色味の弱い色である、黒、灰、白など色を基準に明度は決められた。すなわち無彩色の中で最も明るい白を明度の10とし最も暗い黒を明度0とし、その中間の明るさ、いわゆる灰色に2~9の数字を割り当てる。理想的には白は光の全反射、黒は全吸収するものが物理的定義であるが、現実の色票(色見本)などでは不可能なので、白は9.5、黒は1の値を用いる。色を持たないものを無彩色といい、無彩色に対して、色味を持つものは有彩色という。

彩度
彩度は色の鮮やかさを意味する。色のない無彩を0として色の鮮やかさの度合いにより数字を大きくしていく。ただし彩度は上記の色相と明度によって最大値が異なり、また10でもない。最も大きい5Rでは14、低い5BGでは10となる。


マンセル表色系での表示方法は、有彩色の場合H V/C(H:色相、V:明度、C:彩度)で表される。例えば鮮やかな赤は、「5R 4/14」のように表される。無彩色は、明度だけしか持たない色になるので、無彩色の英語に相当するNeutral(ニュートラル)の頭文字Nに続けて明度の値だけを表記します。例えば、白はN9.5(エヌ9.5)などとなります無彩色の場合はNで表し、明度が5の灰色はN5となる。

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