どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 4163

2024-05-31 18:11:38 | 時間の無駄
とても目出度い(個人の感想です)。iPhoneのApple Walletにマイナカードを追加出来る様になるとの公式発表である。しかも全ての機能が使えて物理カードを持ち歩かなくても済むらしいので、「持ち歩きたくなるカード」云々の発言は早々に引っ込めた方が賢明である。並行して法改正も参院本会議で可決したので、上手い事段取りした方を心から労いたい。Androidスマホもこれで合法的に全部乗せ出来る様になるだろう。宿願のマイナカードとスマホの一体化が成就したのは誠に目出度いのだが、物理カードですら偽造される昨今である。スクショを弄っただけの雑なパチモンが出回るのは想像に難くない。NFCでの真正性確認は必須となろう。ただカードと違ってスマホは中身をアレコレ出来るものであり、バグを突いた不正が無いとも限らない。だが、そこら辺の安全を追求すると際限が無くなるので程々にすべきであるし、カードを紛失して詰むリスクが減るのはいずれにせよ目出度いのである。

どうでもいい四百字 4162

2024-05-30 18:59:02 | 時間の無駄
タダだから文句を言う筋合いは無いのだが。Yahoo!カーナビが使い易いと云う話を聞いて早速試してみた。有難い事に2023年からAndroid Autoに対応しており、ディスプレイオーディオで操作出来るのがグッドである。Google Mapよりも優れている点として、コンビニやガソスタのアイコンが表示される、車体情報を登録しておけばこちらの限界を試す様なルートを選択しない、運転をスコアリングし改善点を助言してくれる、固定オービスが近付くと教えてくれる、右左折点に接近すると4回に亘ってアナウンスしてくるのでうるさい、等が挙げられよう。課金すると有志が報告した移動式オービスや検問の場所も表示される様なので、より一層の安全運転を心掛ける事が出来るだろう(棒読み)。ただ目的地検索が前方一致であり、曖昧な指定でもそれなりの候補を返してくるGoogle Mapに軍配が上がる。どちらが良いとは一概に言えないが、無課金ユーザはつべこべ言わず有難く使わせてもらえば良いのである。

どうでもいい四百字 4161

2024-05-29 19:45:36 | 時間の無駄
受け答え、しっかりしているもんなあ。米カリフォルニア大学の研究チームが、Chat-GPTを用いたチューリングテストの結果を論文発表した。相手がAIか人間かを伏せて5分程度会話をしてもらい、どっちかを判定してもらうと云う分かり易い実験である。それに拠ればChat-GPT4を人間と答えた人は54%だったそうである。それだけの確度であれば実用上は十分であろう。ちなみに人間を当てた人は67%だったとの事で、AI扱いされた人のメンタルに悪影響が出ないか心配である。見分ける主な要素は言葉遣いや言い回しだったそうで、中には「スペルミスや文法の誤りが無いからAI」と云うかなり極端な判断をしていた人も居る様である。ある意味AIの弱点を突いたとも言えるが、几帳面で真面目な人間が巻き添えになった可能性も有る。これで嘘をさりげなく混ぜ込んでこなければ理想的なチャット相手になりそうなのであるが、私のジョークに失笑してくれる様になるのは暫く先にも思えるのである。

どうでもいい四百字 4160

2024-05-28 19:56:42 | 時間の無駄
行政指導してくれないかな。総務省が国民の為のサイバーセキュリティサイトを更新し、「パスワードの定期的更新は不要、漏洩の発生時のみで宜しい」と改めて強調している。そこはパスキーを推してくれないかなとも思ったが、対象は「国民」なので仕方ない所ではある。不要論は随分前から言われていたと思うのだが、思ったより周知はされていない様である。優先度としては「あちこちで同じパスワード使うな、1qaz2wsxなんてバレバレだぞ、面倒臭かったらパスワードマネージャで管理しろ」の方が高いので、まずはそっちからと云う事情もあろう。しかし国民が協力的だったとしても、サイト運営者側が旧態依然ではあまり意味が無い。変更しないと先に進めないスカタンな所はほぼ無くなったが、さりげなく促してくる事はままある。ログイン画面なんざ改修しても売上に繋がる訳でも無いから放置されがちである。給与明細よりもそう云う所に指導力を発揮して欲しいのである。

どうでもいい四百字 4159

2024-05-27 18:51:00 | 時間の無駄
バーチャルでも筋肉。人間の脳と云うのもいい加減なものである。VR空間でマッチョなアバターを使うと、没入感に応じて物の重さを軽く感じたり痛みを感じ難くなったりするそうである。「プロテウス効果」なる名前が付けられており、医療分野での実用化を進めているらしい。何でマッチョになるとそうなるのかは分かっていない様だが、人間は意外と自分の姿形に思考が引っ張られるものなのかも知れない。現実世界でもマッチョになれば全て解決するのだろうが、「継続は力なり」を実践出来る人ばかりでは無い。アバターでお手軽に効果が得られるのであれば、横着者としては嬉しい限りである。臨場感の有るVRはイメージトレーニングに役立つと分かれば、そっち方面でブレイクする可能性も有る。ただ脳が勘違いした状態で体を動かして痛い目に遇う恐れも有るし、現実の筋肉とのギャップに絶望して仮想空間に引き籠る危険性も有るので、過度の依存は避けたいのである。