どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3452

厨二心をくすぐられるプロジェクトではある。文明が崩壊した後の世界でも、最小限の部品で動作出来るOSの開発に取り組む有志が居るそうである。現時点ではZ80、8086、6809等の、おじさんが失禁して喜ぶ様なCPUにも対応しているとの事である。文明崩壊後にそんなレアなチップが残っている筈が無いだろうと云う冷静なツッコミは野暮である。人類が手作業で半田付け出来るのは大体その世代までであり、それ以降に登場したチップは多分使いたくても使えないだろう。そもそも電力を安定出力するのに必須である抵抗とかコンデンサが入手出来るとも思えないし、奇跡的に全てのパーツが揃ったとしても読み取れるのはテキストファイル程度で、スマホで撮影した写真でもメモリ不足で表示出来ない気がする。紙に印刷しておくのが最強と云う味気ない結論も野暮なので、何とかスチームパンク的な解決策は無いものかと思うのだが、まずは文明を崩壊させない努力が最優先なのである。

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