どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3451

家電量販店もビジネスモデルの見直し時かな。パナソニックは、指定した販売価格を維持する小売店にのみ商品を供給する様にしたそうである。価格拘束は独禁法違反だが、パナソニックが在庫リスクを抱える方式にする(要は書籍と同様である)事によって、この問題をクリアしているらしい。どの店舗でもネット通販でも同一価格ならば、最安値を探す手間も省ける。アフターケア等が充実した店で購入した方がお得になるし、メーカーとしても「新商品が出ると値崩れ」と云うサイクルからの脱却を図れる。少々お高くなる点を除けば悪くない話であるが、店頭での虚々実々の駆け引きが出来なくなるのはちょっと寂しい。どの程度受け入れられるかは不明だが、一番困るのは価格勝負が売りの量販店だろう。売れ残りを心配する必要が無くても売れなければ意味が無い。しかし最大のライバルは今やAmazonである。安く売って終わりのビジネスモデルは終わった様にも思えるのである。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「時間の無駄」カテゴリーもっと見る