偏見だが如何にもドイツらしい。同国ザクセン州の60歳男性が、ワクチンの替え玉接種を繰り返したとして事情聴取を受けているそうである。証明書の偽造が難しいのか、彼の国の事情は分からないが、実際に接種を受けた方が手っ取り早いのは確かである。しかし90回もワクチン打って体の方は大丈夫なのか心配である。犯罪行為には違いないが、そこまで几帳面に接種会場に通う生真面目さが有るなら、もうちょっと真っ当なバイトを探した方が良かった様に思う。仮に2回接種だとすれば45人分であるが、それだけの偽名を使って尚且つ注射する人に疑念を抱かせない対人対応力は、どの仕事であっても重宝されるだろう。2日連続で打ちに行ったら同じ人に当たったので発覚したらしいが、運が良ければ今でもせっせと通っていたかも知れない。ただ接種証明書の利用価値が無くなりつつある昨今である。その持ち前の勤勉さを活かした職に就ける事を、願って已まないのである。
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