どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2706

これからのジャーナリズムとはどうあるべきか。スマホの普及によって、現場の生々しい状況が即座にSNS上を駆け巡る様になった。素人仕事なので情報は断片的だし主観が入りがちではあるが、何しろ数が多い。特定の主張に付和雷同するノイズを除けば、それなりに説得力のある意見に集約される事が多い、と云うのが私の主観である。プロではないから信頼出来ないと云う説もあろうが、信頼できないプロも結構居るので、そこら辺はケースバイケースだろう。ただ錯綜する情報の取り纏めには一日の長が有るので、そう云う方面で存在意義はあろうが、それはエディターの仕事であってジャーナリストのものではない。事実を信念に基づいて切り取り、世論に問題提起すると云う旧来の在り方は再考すべき段階だと思う。芸能人にへばりついてスキャンダルを虎視眈々と狙うのもジャーナリズムの一形態には違いないので、それに特化して生き残りを図るのもアリに思えるのである。

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