どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3493

大方の予想通り、医療体制は逼迫の度を増している様である。医療従事者の皆様には心からの感謝の意を申し上げたい。それにしても我が同朋の何と我慢強い事か。高熱に苦しみながらこの炎天下、数時間も診療を待っていられる根性には感服する。とても私の及ぶ所ではなく、絶対に感染してやるものかと気を引き締めている(怠け者は怠ける為なら如何なる努力も惜しまないのである)。ただその裏には我が国の悪しき慣習が見え隠れする。世の経営者管理者諸君に告ぐ。有給申請時に理由を聞くな。業務上特段の支障が無い限り、有給は無条件で行使出来る労働者の権利である。それを認めない空気が有るから、やけに親戚が死にまくる人とかが出てくるのである。休むなら医者から診断書貰ってこいとか、逆に陰性証明が無いなら出社するなとかの「ウチ」の論理が医療逼迫に拍車をかけていると勘繰っているのであるが、どうか考え違いであって欲しいとも願っているのである。

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