どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4135

安全、安心で信頼出来るAIを実現しよう。その心意気やよし、であるが、具体的にはどうするのかが決まっていない辺りに日本の奥ゆかしさを感じる。OECD閣僚理事会の基調講演で日頃の憂さを晴らしている様だが、国際的な枠組みを調整するのは大変である。AI業界のトップランナーである米国はその優位性を守ろうとするだろうし、G7各国も手を拱いた儘とも思えない。OECDまで範囲を広げれば思惑は更に錯綜するし、利害の対立に上手い事落し所を見出すのは至難の業だろう。「フレンズグループ」とか訳の分からない命名をしている場合では無いと思う。各国の同意が得やすそうなフェイク対策であっても、事物の解釈で反目している加盟国も少なくない。何を以って偽情報とするか程度でも相当揉めそうである。「政府がプロパガンダとして使う分には安全で安心」と独自の見解を主張する国も有るかも知れない。こっちの都合を斟酌してくれるフレンズはそう多くは無いのである。

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