どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2799

是非前向きに検討して欲しい。菅官房長官がデジタル庁の創設を考えているらしい。問題を一年掛けて洗い出し報告書を纏める組織が増えるだけに終わらない事を願っている。省庁を横断して改革しようとすればあちこちから横槍が入り、まともに進めていたらクラウドサービスの一本化すら出来ないだろう。結果として既存システムに屋上屋を重ねる事で成果としてしまいがちであり、余程強力な権限が無い限りは行政のスリム化は困難である。ここは変なDXを目指すよりも、引き算の戦略に特化してはどうか。例えばファクスの使用を全面禁止する。可能であれば役所間の郵送も禁止する。それでも書類を持ち込もうとする不逞の輩は門前払いする。この単純なルールを徹底するだけで、デジタル化は否応なく進むだろう。その結果引き起こされる未曽有の大混乱を国民が容認出来るかどうかが鍵なのだが、変革するなら相応の犠牲を覚悟しなくてはならない程、紙は便利なのである。

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