どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3036

消費は生活必需品を得る為の経済行動である。同時に、娯楽でありカタルシスを生むものでもある。だからと言って深夜、アマゾンでシャケの中骨缶詰24個を衝動買いするのはいかがなものか。そもそも何故そんな衝動が生じたのかが分からないが、深夜だからとしか言い様が無い。真夜中のテレビがほぼ通販番組で占められているのも、何かしら経験則的な理由が有るのだろう。そんな時間帯の視聴者がカタルシスを伴う消費を行おうとすれば、コンビニ位しか選択肢が無い。しかし並んでいる商品は、当然ではあるが日常的に必要とされるものばかりである。敢えてテンションを上げるとすれば高級カップアイスの買い占めであろうが、消費として地味だし食べると太る。だったらテレビ通販の胡散臭いダイエット器具にワンチャン賭けてみようかと云う気持ちにもなろう。娯楽的消費に飢えている人が増加している昨今、生活不要不急品を店頭に並べてみるのも面白そうなのである。

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