動画を視聴すれば口座維持手数料がタダになります。そう云う方向に持っていきたいのだろうが、上手くいくかどうか。三菱UFJ銀とサイバーエージェントが提携し、同行顧客向けにターゲティング広告を配信する事業に乗り出すそうである。事前承認の上でデータは匿名化するとか言っているが、統計処理ならともかく相手を選別してスマホに送る事を想定しているのである。個人情報の完全な隠蔽は困難だろうし、自分の金融資産の状況に応じた広告が表示される事に不快に感じる人も居るだろう。殆どがリボ払いの勧誘だったら別の意味で腹立たしい思いをするに違いない。だったらデータ利用を拒否すれば済む話であるが、そう云うのは利用許諾にコッソリ紛れ込ませるのが通例である。スマートに口座管理をしたいなら、アプリに色々表示されるのは覚悟するしかあるまい。口座維持に見合う広告収入が得られるかが課題であるが、そこまでこっちが心配する義理は無いのである。
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