どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4076

日本でも増えるんだろうなあ。Kindle Direct Publishingの恩恵でAmazonには膨大な量のゴミ本が売られているが、最近の流行はGAIで錬成した更に質の悪いクズ本だそうである。有名ジャーナリストの回顧録が出版された際には、同氏を書名に冠したクズ本が何十冊も出回ったとの事である。苦情申し立てによって削除はされた様だが、似た様な代物は増えるばかりだそうで、電子書籍を購入する際には迂闊にジャケ買いしない方が良さそうである。手間暇に見合うだけの儲けになるのか疑問に思っているが、世界中で売られる事を考えると小遣い稼ぎ程度にはなるのかも知れない。対象が日本語を使っている人に限られるので圧倒的に市場規模が小さい日本語のクズ本はそんなに出回らないだろうが、GAIの助けが有れば和訳も障壁が高い訳では無い。レビュー低評価の本には手を出さないぐらいしか根絶の方法は思い付かないが、そう云う珍本を収集するのが趣味な人も居るのが問題を根深くしているのである。

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