国難である。使えるものは何でも使えば良かろう。大規模集団接種が本格化した事で、主要駅から無料のシャトルバスを運行する委託業務で、バス業界が一息ついている様である。観光事業が壊滅している痛手を癒すには程遠いだろうが、接種者の迅速な増加は事業再開の鍵の一つである。ワクチンが100%感染予防になるとは思わないが、「ワクチン打った、これで安心」とヨノナカの空気が変わる事の方が肝心である。その為であれば「協力」を惜しむべきでは無い。近隣のホテルも接種前後の宿泊プランを提供しているし、バス会社によっては移動式の接種会場として売り込みをかけている。それぞれの業界で工夫を凝らせば、まだまだアイディアは出そうである。個人的には博物館とか美術館を接種会場とし、待機時間等にブラブラ見学出来る様にしてもらえると有難い。そう考えると接種会場をルートに含めたはとバスツアーを開催しても、国難だから怒られない様に思うのである。
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