どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3479

2022-07-17 18:26:43 | 時間の無駄
何が役に立つか分かったもんじゃない。アルパカの抗体が新型コロナの増殖抑止に極めて有効であると、京都大の研究チームが発表した。ヒトの抗体と比べてサイズが小さく、どの変異株であっても効果が期待出来るそうで、治療薬として2年後の実用化を目指すそうである。アルパカの抗体に対する拒絶反応とか大丈夫なのかと思ってしまうが、そこら辺を上手くやるのが研究の醍醐味でもあろう。吸入薬としての使用を想定しているそうで、牛の肉を食っても牛にならないのと同様、アルパカ化する危険性は考慮する必要はなさそうである。ヨノナカには犬や猫のモフモフに顔を埋めて匂いをかぐのを至上の喜びとしている人も多いが、そちらも詳しく研究したら何か薬効が見つかるかも知れない。仮説は立てるが全方位無差別予断無しで実験しデータを採取するのが基礎研究である。迂闊に「集中と選択」と云った経済の論理を持ち込むのがどれだけ危ういか、自戒したいのである。

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