どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3478

実装を文書として残すべきか。この問題は長年議論され、現時点でも結論は出ていないと認識している。現物の更新に追い付かないから作るだけ無駄と云う意見にも、何を考えてこんな前衛的な実装を行ったのかを判読する手掛かりにはなると云う意見にも頷ける所は有る。ただ一人で完結する規模ならともかく、複数人が手分けして製作しなければならないサイズであれば設計書は必ず作る。そう云う形では文書は残るのだが、内容が正確かはまた別の問題である。プログラミング中に間違いが見つかったり仕様変更が有ったりしたら全作業を中断し、文書が改訂されてから再開すると云った対応はまずしないだろう。そんな些細な先送りが積もり積もって「ソースコードから書き起こした方がマシ」な残念文書しか残らないと云う結果になりがちである。ただ自分が書いたプログラムでも「何で?」と首を捻るのはよくある話であり、痕跡程度は残しておくに越した事は無いのである。

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