どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3119

熱帯擾乱。長編歴史小説みたいな響きだが、れっきとした気象用語だそうである。熱帯域の大気がかき乱された状態を指し、これが渦状に発達すると熱帯低気圧や台風になるとの事である。台風6号の影響も有るのか、それが小笠原諸島の近海で発生する予測が出ているらしく、最悪メイドインジャパンの台風が五輪開催中の関東を直撃するかも知れない。災害大国の何とも荒っぽいおもてなしである。そうならない事を文字通り天に祈るしか出来ないが、そうなった時の備えを怠って良い理由にはならない。分かっているのならば先手の対策を、と思ったのだが、そう云う凶事は想定する事すら忌むべきとすると云うのが我が国の基本姿勢である。一個人で出来る事は限られるが、取り敢えずは必死に祈る事にしたい。ただでさえややこしい状況下であり、これ以上かき乱すのはご遠慮願いたいのであるが、メイドインジャパンであっても大自然が忖度してくれるとは限らないのである。

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