どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3049

ヒトの設計寿命は55年。そうどっかのネット記事で読んだ。その年齢になってみれば、本当に色々と思い当たる節ばかりである。65歳まで働かそうとする政府の方針は、見直すべきだろう。ただ車や家電もそうであるが、無理な負荷を与えずにメンテをこまめにやっていれば、そこそこ長持ちしてくれるものである。最近はそんな手間やコストを掛けるよりも買い替えた方が安いのであるが、流石に人体の売買はパーツ単位に止まる上にべらぼうに高い。将来サイバー空間へのお引越しが出来る様になるのかも知れないが、当面はポンコツ化しつつある老躯を労わるしかなさそうである。ボイジャー1号が太陽系外の星間空間で、プラズマ波の「音」を観測したそうである。同機の設計寿命は5年だったが、打ち上げから43年経った今でも辺境の地で次々と新発見をする活躍ぶりである。昭和世代として励まされる思いであるが、当の本人はどう云う心境なのか一度訊いてみたいのである。

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