新米の収穫を心配してしまうさいたまである。10日に小笠原諸島付近で熱帯低気圧が発生した。台風に成長するのは距離が短いので難しいだろうが、関東を直撃していたらそれなりに被害が出ていてもおかしくない勢力ではあった。この一件を以って「東京は熱帯になった」と言う心算は無いが、赤道付近から遠路はるばるお越し下さる気の長い連中ばかりではなくなった事だけは、頭の隅っこに置いておきたい。秋雨前線も元気に活動中の様であり、暫くはカラっと晴れた天気は望めそうもない。週明けに前線は一旦遠のく様だが、フィリピン沖に台風の卵っぽいものが出来る予想になっているので、稲刈りするなら来週中がベストかも知れない。食べる専門の私が気を揉む必要も無いし、その道のプロに口を挟むのも差し出がましいのであるが、作柄が悪いとこの国は元気が出ない気がする。幾多の想定外とニューノーマルに見舞われた昨今、お米だけは豊作であって欲しいのである。
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