どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3268

2021-12-18 18:08:07 | 時間の無駄
小さな創意工夫は大好きである。ダイキンが水道施設で利用可能なマイクロ水力発電機を商品化した。発電量そのものは大きくないが、それでも国内で設置可能な施設全てに導入されれば原発0.5基分に相当する電力を生み出すそうなので、チリツモの底力は侮れない。更に面白いのが費用の捻出方法である。数千万~数億円の初期費用は全てダイキンが負担するので、自治体は水道施設の貸し出し許可だけ与えれば良い。更に設置後は20年に亘り売電収入の一部も得る事が出来る。恐らくダイキンはその売電収入でコスト回収する目論見と推測される。誰の懐も痛まないハッピーな仕組みであるが、設置個所が増えるとメンテナンスコストも指数関数的に増えるので、そこら辺は上手い事やってもらいたいと願っている。エコに繋がる創意工夫は身の回りにまだ転がっているに違いないので、是非とも探し出して一山当てたいのであるが、アイディアの黒字化はそう簡単では無いのである。

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