賢明な判断だろう。東武鉄道が磁気乗車券を全廃する方針を発表した。利用客の95%はICカードを使っているそうだから、機械式でメンテナンスが必要な自動改札は割に合わないと云う事であろう。安価なQRコード方式にすれば、当初は多少の混乱は有るだろうが、実務上問題無いと云う判断は妥当だと思う。ついでにクレカにも対応してくれれば尚良しなのだが、変態的に入り組んだ相互乗り入れの運賃計算は東武一社でなんとかなる話でも無いので、気長に待ちたい。あちこちが独自に発行しているICカードを大量に持ち歩くと色々便利なのは間違いないが、多少は集約出来ないものかとも思う。スマホにお任せするのも悪くは無いが、基本的に数年単位で買い替えるものであり、データの引継ぎで半狂乱になり兼ねない。薄くて軽くて充電要らずと云う絶対的優位性を有する物理カードを使わない理由は見つからないのであるが、枚数を減らす工夫が出来ないものかとも思うのである。
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