どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2501

共和制・法治主義・自由経済。国を富ませ民を豊かにするには、その組み合わせが最適である。先進国はそうなっているのが何よりの証拠だ。そんな理屈で西側諸国の政治や経済の仕組みを盛んに広めて半世紀以上が過ぎたが、しっくりきていない所が多い様に見受けられる。政治に関心を寄せられる余裕が有る中産層市民が一定数に達していないと、主権者として機能しないのだから当然ではある。結果として大統領と云う名前の王様がボコボコ誕生するに留まっている。国家を発展させる見本が他に無かったからであるが、中国の成功でその風向きも変わるかも知れない。上手い事やれば強権政治でも経済成長が可能と云う実例であり、ワンチャンあるかもと試す国が出てきてもおかしくはない。ただ中国人民は三千年に亘って「統治され慣れた」手練れのプロ市民だから成立していると見るべきで、表層を真似ても国家主席と云う名前の王様がボコボコ出来るだけだと思うのである。

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