どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3485

埼玉県にはウナギ屋が多い。なのに養殖場が無いのはおかしい。一社員のそんな筋の通らない問題提起を受け、武州ガスが閉鎖循環型陸上養殖場を竣工したそうである。さいたま近辺は近代でも沼沢地が多く、ウナギを始め川魚全般が獲れたから店が多いだけだと思うのだが、造ってしまったものは仕方がない。埼玉県産ウナギ誕生の暁には、必ず頂く事にしたい。閉鎖循環型なので排水も少なく、太陽光発電で環境に優しいと云うのはガス会社としていかがなものかと思うが、エネルギー事業者にとっては当然の配慮なのかも知れない。またシラスウナギから畜養するのではなく、他の養殖場で生育不良となった「クロコ」を仕入れて成魚に育てる計画だそうで、表現に困るのだが目の付け所がさいたまっぽい。ガツガツとナンバーワンを目指しても良いと思うのだが、そこそこのポジションでまあまあやっていけるならそれでいいじゃないかと云うユルさが特徴なのも確かなのである。

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