どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3486

政治パフォーマンスも命懸けである。インド・パンジャブ州首相は、同州カリベイン川の水質浄化記念行事に出席し、川の水を直接コップに汲んで飲んだ数日後、「定期健診」の為にデリーの病院にジェット機で搬送されたそうである。即死しない程度に浄化された事は十分伝わったので、成果をアピールするにしても、もう少し方法を考えて欲しい。日本だって生水、特に生物が棲息している河川の水をその儘飲めば、確実に正露丸のお世話になる。聖なる川のパワー復活を宣伝するのも有権者対策として仕方ないのかも知れないが、一旦カレーにする等、煮沸処理を一枚噛ませて欲しい所である。食の安全を証明する為に記者の眼前でカイワレを食った大臣はこの国にも居たので、パフォーマンスの重要性は理解出来る。しかしノロとかO-157とかの影は薄くなってはいるが、別に居なくなった訳では無い。実績を身を挺して誇る姿勢は嫌いではないが、多少の分別は求められるのである。

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