今日も映画からで、『ちりも積もればロマンス』からこのセリフにしました。このセリフは…
キョンジュは自分やジウンと同じようなニート達で結成したツーリング仲間のメンバーでしたが、晴れて会社に就職したためこの会を脱退しました。ところがジウンはある日突然、キョンジュから飲みに誘われ、貯金が底をついたので仕方なく就職した会社での経理の仕事が面白くない、と愚痴られました。その時ジウンがアドバイスしたのがこの言葉になります。そして更にジウンは、
「自分もそう。だけど、いまはすべきことをやらないと。年をとってから後悔するハメになる。」
とキョンジュを諭しました。
なるほど、簡単明瞭ですね!確かに突き詰めたらこうなりますよね。こうしたセリフをニートであるジウンに言わせるというのが面白いですが、極めてシビアなことを言ってませんか?
そうです、「したいこと」と「すべきこと」のバランスですよね。どうも今の時代、これがアンバランスになって色んな問題が噴出してるように思います。それを証拠にジウンは別のシーンで、日々節約して貯金することしか知らないヒロインのホンシルにも同じセリフを言った後、こんなことを言ってます。
「君はすべきことばかりでしたいことがない。」