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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#1194「言葉って、何も考えずに吐くものじゃないわよ。」/『スジと出逢ったウリ』第15話から

「言葉って、何も考えずに吐くものじゃないわよ。わかるかしら?」byチン・ナヨン(カン・ビョル扮)、バラエティー番組レポーター

今宵は『スジと出逢ったウリ』からこのセリフにしました。このセリフは…





アナウンサーのオーディションを受けたナヨンは、同僚から最終選考に残ったことを知らされました、喜んだナヨンはトイレへ入って一人はしゃぎますが、そこには以前、自分の引き起こしたトラブルでもめたスタイリストのドゥリがいて、冷めた目で見られました。そこでナヨンはドゥリに、ねえ覚えてる?、あなたと私は同じ非正規社員だといったわよね?、とドゥリに訊ねました。ドゥリは、ええ覚えてます、と素っ気なく答えました。ここでナヨンがドゥリに言った嫌みがこのセリフになります。

そしてナヨンは、洗った手についた水滴をドゥリにとばしたながら、非正規社員でもおなじではないんだから、と言って出ていきました。

ホームドラマに不可欠な存在として、性格の悪い女性が、それも子の世代、親の世代、祖母の世代に一人ずつ出てきますが、今回のか『スジと出逢ったウリ』で、子の世代の悪女を引き受けているのがこのナヨンで、まだ始まったばかりですが、性格の悪さは近年のホームドラマでもかなり高いところにランキングされそうな勢いです。ナヨンは、既に自分が正規社員としてアナウンサーに採用されたかのように、同じ非正規社員でもまもなく正規採用される自分と、いつ契約を切られるかわからないドゥリを一緒にするな、といやがらせをしたわけです。

その言動はともかく、言葉というのは、何も考えずに吐くものじゃない、というセリフは当たってます。一度放った言葉はデリートできないからです。しかもネガティブな言葉に限って言った方は忘れても言われた方は忘れません。だからしゃべる時は言葉を選ばないといけないわけでなのですが、特に自分が偉いと思っている人間ほど想像力に欠け、言葉を選びませんから、たった一言で政治家生命を絶たれたりするわけです。

さて、実はナヨンはこれより以前に義姉のスジから、同じことを言われてたんですよね(笑)それを今回、少し変化させて言っただけで、スジの受け売りでして、先々週こちらでもご紹介しています。


#1174「言葉を選びなさい。我慢にも限界がある。」/『スジと出逢ったウリ』第5話から - ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

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