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“みなこ”のジオログから“みなこ”のブログに、このたび宗旨替えすることになりました。こっちはもっと深いかもよ。

JARLからの悪趣味なクリスマスプレゼント

2009-12-26 09:37:58 | アマチュア無線
 終身会員こと会費前納会員の件でJARLから文章が発送されました。

 前納サービスの一部の終了ということで、JARL NEWSの購読とQSL転送サービスは終了ということなんだそうです。金を追加して支払えば正員(年7,200円)と同じ扱いにするということだそうです。クリスマスプレゼントにしたら悪趣味なものを送ってきたものです>JARL。


 私自身は所謂終身会員ではありませんので、お手紙は届きませんでしたが、届くべきところには届いていたようです。郵便事業会社の翌配体制は確実なものになっているようです。それでも一部区間に於いては時間のかかる経路がありますけどね。

 いきなり決まったんじゃなくて、ちゃんと機関決定に基づいてのお手紙なのです。

 第115回評議員会が、11月29日、東京都千代田区のお茶の水・ジュラクで開催されまして、第3号議題として“会費を前納している方々の取扱いの見直しについて”が上げられています。

 どのような内容かというと。

 会費を前納している方々に引き続き会員として活躍していただけるよう、前納額により異なる一定の期間の終了後、一部のサービスを終了するという次期総会にはかる予定の見直し案について審理された。
 会費前納制度については、会員の方々から一定額を前納していただき、その金利をもって会費に充当するとの考えで導入したものであるが、わが国の経済環境の急激な変化により、当初予想されなかった大幅な金利低下が今日まで続いており、金利収入が殆ど見込めない状況が長期にわたっている。このため、サービスを継続していくための経費の不足分については、前納された会費の積立金から取り崩していたが、この積立金は数年分と残り少なくなっている。また、現行規則の規定により会費を前納していた方々については、「当分の間従前の例による」とし、現在まで会費の納入を免除してきているが、年々財務状況が悪化の一途であることから、会費を前納している方々の取り扱いについて見直しをおこなうことを審理した。 
 質疑応答のあと、会費を前納している方々の取扱いの見直しに対する挙手による賛否の確認がおこなわれた結果、賛成15、反対2により、評議員会としてこれを承認した。

 まだ反対するひとがいるだけマシかもしれませんね。

 さて終身会員ですが、JARLが戦後復活した頃でしたか、資金があんまりない>事務員が雇えない>資金を獲得ということで、当時のサラリーマンのボーナス程度の金額を“ヨイショ!!”と前納してもらって連盟の資金を獲得するために行われた制度なんです。

 資金運用が延々と続いていれば、お手紙を出す必要はなかったんですが、金融業者でも高金利すぎる金利で貸し付けられない今日、ましてや金融商品はというとあまり利息がつきませんよね。リーマンショックがおきるまえから、どうやったら株でもうかるんだろう??になっています。

 終身ではなく、何年かおまけ程度に留めておけば、このような事態は回避できたんですねどね。1984年の理事選挙でJJ3QIF/JR4RLW (だったよね)が選挙活動の中で終身会員制度は破綻することをアピールしていましたし、JARL総会に於いても「終身会員大丈夫か??」という質問はあったんですが、JARLも「あきまへん」とはいわずに「運用できるように努力する」って回答でしたが。

 私が終身会員でない理由は、1983年の福井総会で郵貯振替を導入してほしいと発言しました。議事録には銀行になっていますが、間違いなく郵貯と言ったんですけどね。口座振替の言い出しベえが、終身会員になるわけにもいかないので、金はあっても年会費を払い続けてきました。

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