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本×4

2006-07-15 | 本・漫画・アニメ
暑いですね!外に出る気がそがれまくります。ううー。
最近読んだ本4冊、さくっと感想です。コバルトと電撃です。

『アタシの先生。』渡瀬桂子
 うーん。可もなく不可もなく。陰陽師というネタはかなり使い古されてるんだなーという感じ。いい話なんだけどなあ…

『恋のドレスと薔薇のデビュタント』青木祐子
 英国が舞台のドレス仕立て屋少女が主人公なシリーズ三冊目。右肩上がりに面白くなってます。イラストも絶品。ゲストキャラの恋模様にドキドキでした。そろそろクリスと闇のドレスにも焦点あたってくるでしょうか。楽しみですv

『ラブ☆コン』ココロ直
 漫画のノベライズです。ココロさんが好きなので買ってみました。普通に可愛らしい話だなーと思いました。でも正直なところ、漫画的な表現を小説で使ってしまうくらいならば最初から漫画で読めばいいんじゃないかという気がひしひしと。

『学園キノ』時雨沢恵一
 全編通して「あとがき」のようなノリの一冊。面白いんだけどちょっと冗長で、読んでて疲れてきたかもです。キノ(木乃)の喋り方が女の子チックなのが違和感です。…いえ、割り切って楽しめばいいんだと思いますがね!

読了本リスト 6月

2006-07-10 | 本・漫画・アニメ

遅くなりましたが6月の間に読んだ本を、読み終えた順で以下に羅列。
タイトル、作者名、一言感想となってます。では、どうぞ~

『1/2のヒーロー』七穂美也子:最後の短編の衝撃に思わず飛びすさりのけぞった一冊。七穂さんってBL書く人だったんですか!!?ひー…;
『ねじまき博士と迷い猫』樹川さとみ:全体的にリリカルでいい雰囲気。博士とリーの関係がどうなっていくか楽しみv
『レジンキャストミルク 4』藤原祐:ふむ。思ったよりもあっさり解決した感じ。ハッピーエンドぽくてちょっと驚きでした。もしや殊子最強?
『深山木薬店説話集』高里椎奈:秋視点の話やゼロイチの話にトキメキv リベのその後の話にきゅーんとなりました。だいすき。
『ザレゴトディクショナル』西尾維新:明かされないことが多すぎなシリーズ完結記念打ち上げ的一冊。袋とじが憎い(笑)
『夏期限定トロピカルパフェ』米澤穂信:スイーツセレクションと謎にわくわくしつつも、思いがけずほろ苦いラスト。続きが気になります。
『暗いところで待ち合わせ』乙一:不器用な二人の心が通じていく様がなんとも素敵。ぼろぼろ泣けました。

以上7冊。
読んでるなー。忙しかったはずなのに。十中八九現実逃避ですね。


読了本リスト 5月

2006-06-13 | 本・漫画・アニメ
今更感が漂いますが5月の間に読んだ本を、読み終えた順で以下に羅列。
タイトル、作者名、一言感想となってます。感想が「済」となっている本は、すでにこのブログ上でレビューしたものです。興味がありましたら今月の過去ログを覗いてみてくださいませ。
では、どうぞ~

『ファントムの息子たち 王の首飾りとタルボット兄弟の秘密』石川宏宇:可もなく不可もなく。(鋼?と突っ込み入れたくなりましたが目を瞑ることにする)
『ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟』上遠野浩平:済
『聖海のサンドリオン 海神の王子と幽霊船』さくまゆうこ:可もなく不可も…なく。んー。淡白な読み心地です。作者さんの初期の作風が恋しい。
『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信:済
『レジンキャストミルク 3』藤原祐:かなり面白くなってきました。鬱。すごい引きです続き気になります。晶の発言のルビにびびりました。すごい、ていうかひどい!(笑)

…というわけで、5冊でした。わあ少ない。積読本が着々とたまっております。就活終わりたい。(結局そこに行き着く…)

『春期限定いちごタルト事件』

2006-05-20 | 本・漫画・アニメ
米澤穂信/創元推理文庫

すっごい面白かったです!
ライトなミステリと銘打たれてますが、そんなことない。かなり本格だと思いました。人は死なないけれど、謎解きは緻密。
「小市民」を目指す高校一年生の小鳩君と小佐内さんの物語。恋愛関係にも依存関係にもない二人の奇妙な関係が微笑ましく。小鳩君と彼の友人・健吾の関係もまた絶妙。ある意味、青春物語とも言えるのかもしれません。
そして、タイトルにもなっている「春期限定いちごタルト」を始めとする甘いものがたくさん出てきて思わずお腹が減ります(笑)。食べるときにだけ嬉しそうな顔になる小佐内さんが可愛い。可愛いけど、とても謎な人。なんとも魅力的。

気がつけば探偵めいたことをしたりして目立ってしまう二人。小市民への道は険しいようです。
続刊『夏期限定トロピカルパフェ事件』も気になる。ていうかホント、タイトルからして惹かれます…!パフェ…!

漫画×4

2006-05-13 | 本・漫画・アニメ
最近読んだもの4冊まとめてさくっとレビュー。全て花とゆめコミックス。
…現実逃避です。(自覚あり)

『ことのは』麻生みこと…部活と恋愛に「言葉」という縛りが加わった4話構成のオムニバス。書道部の話が相当に好みでした。素敵。文芸部のポエムも楽しかったですv

『君とひみつの花園』林みかせ…全寮制お嬢様中学校。同室(ルームメイト)はワケあり女装の男の子!という、ある種のテンプレートに従ったような話。ベタだけど好き。もうちょっとナツと藤がラブラブしてくれると尚好き。

『7時間目ラプソディー』田中メカ…こちらは先生×生徒というテンプレ(以下略)。でもやっぱり好き。メカさんの描く男の人っていいなーと思いますv 書き下ろしのその後の話も可愛くて身悶え(笑)。

『龍の花わずらい 2』草川為…シャクヤちゃんは可愛いなあ。癒される。クワンとルシンを天秤にかけすぎずに、うまいこと展開してると思う。両手に花ですな。

『MAGICA』

2006-05-10 | 本・漫画・アニメ
住川 惠/ブレイドコミックス

タイトルの読みは「マジカ」。作者さんは「すみかわめぐみ」さん。
蓮水一押しの漫画家さんです。単行本はこれが初ということで、この場を使って(え?)おめでとうございます!待ってました!

コミックブレイドMASAMUNEにて4回連載されていたものです。と言いながら雑誌は買ってなかったのですが(汗)。以前、偶然に雑誌を買ったら住川さんの漫画デビュー作が載ってまして。うっかりがっつり好きになりました。
ご本人様のサイトも大好きです。というか日記から感じ取れるお人柄や言葉選びのセンスの良さにめろめろです。だいすき。

タイトルの雰囲気通り、マジカルな話です。
魔術学校が舞台。けれど、主人公のジップ(男の子)は生まれながらに授けられるはずの魔力(一葉・二葉・三葉・四葉に象徴?される。四葉はかなり特別)がなかった。
……うまく説明ができないのですが。でも面白いのです。
すごく設定が凝っていて、一冊の中にみっしり詰め込まれてる感じ。
キャラクターが可愛くて格好よくて、画面や崩し絵のセンスも素敵すぎ。シリアス寄りの話なのに、きっちり笑えるところもあります。
本屋さんで見かけましたら、ぜひ!(回し者のように勧める)

『ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟』

2006-05-09 | 本・漫画・アニメ
上遠野浩平/電撃文庫

読みました。就活?やってますよ。まだまだまだまだ…

ブギー率高いです!幸せっ!
雰囲気としては歪曲王に近いかなあ、という感じ。ブギーポップ・MPLSはじめとする異能の皆さん入り乱れての息もつかせぬ展開。素敵。
シリーズ全体から見たら…あんまりあってもなくても変わらなそうではあるけれど(え)。
オルフェウスなどの神話にどこかなぞらえたような、高校生たちの関係が鮮烈。
章ごとその他色々なところで、うまく構成されていてピースがはまっていく様に唸ります。
はー。やっぱ好きだブギー!

短いですがさっくりと感想でした。

大型連休

2006-05-01 | 本・漫画・アニメ
5月ですね。
本日の最高気温は30℃になったとか。真夏日!
…もう5月ですよ5月。早いなんてもんじゃないですね。こんな暑い気候の中、スーツ着て動かなきゃならないのかと思うとすんごい鬱だ。言うまでもなく就職活動の話です。
まだまだ続く。ありえない…
だというのに、スケジュールが割と白いのはこれ如何に。企業も大型連休に差し掛かるらしく、選考があまり行われない時期。連休明けると一気に色々〆切とか結果とか出ると思うんですが…。
選考の進んでる企業がものすごく少なくなっている現状も勿論一因。鬱。

ちらほら内定が出る時期でもあるらしい。私には到底関係のない話。最終試験までいったところ未だゼロ。不合格の数を数えて愕然とする。ちょっとナニソレ。
就活中の夏生まれの友人と話をしていて、「履歴書に22歳って書きたくないね」という結論に達しましたよ。ようは夏休みまで就活したくないよ!それまでに出ろ!内定ってなわけです。(注:私も7月生まれ)

ほんの少しだけゴールデンなウィーク気分でまったりしつつ、再びエンジンかけて頑張りましょう。怖いものなど何もない。落ちすぎてるので打たれ強くはなりました。感覚麻痺してるともいいますが。

読了本リスト 4月

2006-04-30 | 本・漫画・アニメ
今月ひと月の間に読んだ本を、読み終えた順で以下に羅列。
タイトル、作者名、一言感想となってます。感想が「済」となっている本は、すでにこのブログ上でレビューしたものです。興味がありましたら今月の過去ログを覗いてみてくださいませ。
では、どうぞ~

『桃源の薬 星の杖と暁の花』山本瑶:表紙絵がめっさ綺麗で可愛いなあ…。ほのぼのとした中華ファンタジーです。
『聖獣王の花嫁』高遠砂夜:済
『シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓―』桑原水菜:済
『デュラララ!!』成田良悟:済
『デュラララ!! ×2』成田良悟:済
『月色光珠 黒士は白花を捧ぐ』岡篠名桜:デビュー作とは思えないくらい地に足の着いた感じ。弟君が一癖も二癖もあって素敵。
『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスは開幕のベルを鳴らして』青木祐子:文章がちょっと読みにくいとかクリスの魅力が未だに分からないとかアイリスの存在と思考は最早ギャグかと思う…とか色々突っ込みどころはありますが、好きです。主にドレスと時代とイラスト(おい)
『断章のグリムⅠ 灰かぶり』甲田学人:済
『マリア様がみえる くもりガラスの向こう側』今野緒雪:済
『海紡ぐ螺旋 空の回廊』高里椎奈:済

今月は10冊。月の前半にのみ、まとめてラノベを消化していた模様。後半はぱったりと読まなくなってました。

『海紡ぐ螺旋 空の回廊』

2006-04-29 | 本・漫画・アニメ
高里椎奈/講談社ノベルス

薬屋探偵妖綺談シリーズ最新刊。3日かけてゆっくり読了。勿体無くてページを繰る手が止まるとまる。
そんなわけで感想です。ネタバレを含みます。以下は反転でどうぞ。


リベザル……っ! 秋…っ!? 座木さんっ!
怒涛の展開にて第一部完。第一部って言うか、どうも「この時間軸での物語」はここで終了という雰囲気。悲しい…です。人物紹介に載ってない彼や彼女も総登場で、最終巻っぽさに拍車がかかります。

秋さんの正体がかなり(?)明らかになりました。実は私、その可能性を以前に何度かちらっと考えたことがありまして。誰も知らないような分かりにくい妖怪種族じゃないんだろうな、とアタリをつけてたんですね。ある意味、イメージぴったりです。あと「呪い」も。以前どこかで、あれっ?と思ってました。
でも文章で読んでしまったときは、やっぱり静かに驚愕しました。彼らの背景も含め、胸が痛いです。同時に、私は秋が大好きだと再確認。本当に好きだ。
事件の全容に関しては、若干流し気味に読んでた気が。人間関係に比重を置きまくって読みました。座木さんの思いが切ないです。ラストのゼロイチの登場も心温まるのに切ないです。
リベはこれからどうなってしまうのかと思うともうどうしていいか…!(のたうちまわる)
「師匠が好きです」「有難う」 ……っ。もう泣く。ぼろぼろぼろ。

感想、うまくまとまりません。
巡る季節のその先に、螺旋のようにどこかで彼らが再び交わることを願ってやみません。