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川内原発の審査書案、16日にも提示 原子力規制委

2014-11-10 06:54:00 | 日記

 九州電力の川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、原子力規制委員会は16日にも、原発に厳しい安全対策を求める新規制基準への実質の合格証となる「審査書案」を示す。九電はこれに先駆ける形で8日午前、川内1、2号機の地震や津波などに対する安全対策工事の状況を報道陣に公開した。


 8日は、東京電力福島第一靴のサイズ発の事故を受けて新規制基準が施行され、九電など電力4社が再稼働に向けた審査を申請して、ちょうど1年。九電はこの日、海水をくみ上げるポンプを津波から守る防護堤や、水をためておくタンクが竜巻の被害を受けないための防護ネットなど、新規制基準に対応するための対策工事を行った川内原発の設備を報道陣に披露した。古城悟?川内原子力総合事務所長は「一日も早く再稼働したい」と話し、再稼働に向けた安全対策が万全に進んでいることを訴えた。


 規制委は当初、審査書案を9日にも示す考えだったが、書類の作成に時間がかかり、16日以降に先送りした。公表から30日間の意見募集や、地元自治体の合意手続きなどを経て、早ければ秋にも再稼働する可能性がある。(小池寛木、角田要)