寒い朝です

ネット確認できた報知新聞の記事。
ベガルタ仙台の選手たち、
外国籍選手は母国へ一時帰国。
その他、ほとんどの選手が地元へ避難をしているとのこと。
少し、ほっとしました。
恐ろしい震災。乗り越えて必ずサッカーができる日が来る。
それまでしっかり生きること。

一部壊れてしまったユアスタ。
そこにゴールドの光が戻る日を夢見て。信じて。

みなさんからのコメント、メール、たくさんたくさん頂いています。
本当に本当にありがとうございます。
あまり泣かせないでください。

今日の仙台は雨です。今は小雨模様。
外は肌寒く空はどんよりしています。
昨日までは奇跡的に天気に恵まれました。
これから避難所は厳しい寒さになりそうです。
思いめぐらすと胸が苦しいです。

仙台の状況がわからない、とコメント頂きました。
同じ市内でも被害の状況は様々です。
我が家のようにほぼ無傷のところもあれば、
犠牲者が多数出たところもあるようです。
電気は仙台市の４５％で復旧し、都市ガスはほぼダメみたいです。
電気が通じていないエリアの方は
携帯の充電ができずご家族との連絡がとれていない場合もあるようです。
安否の確認や有益な情報は必要ですが
内容に確証が持てないチェーンメール、とりあえずの転送は絶対にやめてください。

街を少し行くと、水のタンクを抱えた人に会います。
依然断水状態のところも多く、給水所に何往復もされている方もいます。
物資が足りなく食料が入荷するお店は限られています。
朝９時オープンのために前夜１２時から並ぶ人もいます。
生鮮食品は当然ほとんど買えません。
ガソリン不足が続き、ほとんどのスタンドでは緊急車両のみ給油可能。
在庫も底をついたところがたくさん。

それでも信じて太く生きていくしかないです。

今朝は生活雑貨を求めてコンビニへ。
恒例の行列。
サッカー取材や中継で慣らしていてよかった。
寒い中立ち続けるのには慣れています。今日の行列は45分で順番がきました。

お店の方のご厚意で「役に立つものがあれば」と開けてくれました。
食べ物、電池、ガスボンベはありません。
買えたのはマスク、洗剤、衛生用品、栄養ドリンク、ガム。
それからチューブ入り生姜、これは紅茶に入れて体を温めます。

苦しい状態、しかし
今までいかに恵まれていたか、物を大事にしていなかったか、
自分一人で何でもできるつもりになっていたか、わかりました。
恥ずかしいくらいです。
これまでの生き方自体を見直す時間を頂いているんだと思います。

油断をすると涙がこぼれそうになりますが、
こういうときに強くなれるんだと気をしっかり持っています。
毎日、食べる。眠る。生きる。
私たちは必ず乗り越えられる。