砂利を背負って登る駅伝大会

6/5(日)は、丹沢・大倉尾根の某駅伝大会に参加してきました。


photo by mo-ri-

丹沢・大倉尾根の大倉から花立山荘（全長6,187m、標高差1,010m）までをタイトルのごとく
砂利をタスキ代わりに4人でリレーするという、物好きな駅伝大会です。


photo by take-san

￥さん率いるボッカチームは、
エリックくん、はっしーさん、のぶくん、Ｎちゃん、まきくまさん、ふうろさん、ゆっきー、たけさん、
かいねこさん、Ｑさん、はっちゃん、もーりーちゃん、￥さん、わたしの総勢14名。
しげちゃん＆Ryoくんもかけつけてくれる予定だったのですが、Ryoくんが熱でダウン。残念っ。

この中から、今年は、男子B1クラス（20kgボッカ）、女子Cクラス（10kgボッカ）に各1チーム、おくりこみました。

￥さんが、山仲間たちを巻きこんで、この駅伝大会に参加するようになって3年目となりますが、
1年目は応援にも行かず、ひとりで尾瀬へと遊びに行っていたまゆ太さん。
昨年からサポーターとして参加するようになり、
今年はなんと選手として参加することに・・・いやはや（＾＾；

この歳になってレースに参加とか、あんまり興味なかったのですが、
この駅伝大会は思っていた感じとちょっとちがってました。
丹沢を愛する人たちによる、手づくり感たっぷりで気持ちのこもった大会なのです。
ラッキー賞とかあるんですけど、全チーム2人ずつ当たるようになってるんですよ。
地元の運動会みたいでしょ？（笑）
そもそも、25年間、安全に大会を運営しつづけてきたというのは、大変なことだと思います。
だって、登山道を、砂利背負って走るんですよ。
見えないところで、多くのボランティアの方々が参加者を支えてくださっているのだと思います。
そのあたりに関しては、多少山やってるだけ、なんとなる想像できちゃうところがあるのです。

わたしたちのチームは、普段、山で10kg,20kgの荷物を担ぐことはよくあっても、
山を走って登るなんてこと、考えもしなかった人たちばかり。
サポーターとして参加してるうちに、気付いたらこの駅伝大会に惹かれていた・・・という感じでしょうか
この駅伝大会、山を愛する人たちの心をくすぐる何かがあるんじゃないかと思います。
それは、競争心とかではなくて、この大会をこの大倉尾根を愛する人たちの想いを感じて・・・
なのではないかと。なんて、勝手に解釈してますが、どうですかね（＾＾；

さてさて、肝心のレースの方ですが・・・

 
 
photo by take-san and mo-ri-

選手も、サポーターも、みんな一丸となって、がんばりました。
近年、トレイルランナーさんの参加が目立つ中、
単なる山登ら～の集団、なかなか健闘しましたよ。

この駅伝ではサポーターも単なる応援ではありません。選手とともに伴走したりもします。
サポーターの存在が、チーム力をさらに高めるのです。

砂利を背負って目一杯の速さで山を登ること、予想を絶するしんどさでしたが、
目の前まっしろになっても、口から胃袋が出そうな気がしてきても
この砂利を自分が運んでくるのを待っててくれる人たちがいるのだと思うと、がんばれます。

この一体感、高校時代の部活動を思い出しました＾＾
大人になってから、またこういう気持ちになれるなんてね（笑）。青春だ～

ちなみに、みんなで担ぎあげた砂利は登山道の整備に利用されます。

  
  
　
下山後は、ボランティアによりふるまわれるトン汁やら、持ち寄ったお弁当やら、
たらふくたいらげて、閉会式までの時間を楽しみました。
そうそう、サプライズのお祝いもありました♪

 

そして、閉会式。
男子チームは今年も入賞！副賞はタジン鍋でした（値札がついてた（笑））。


photo by take-san

みなさん、お疲れ様でした。そして、ありがとうね。
みんなに、丹沢に、たくさん元気をもらえた1日でした。