同軸ケーブルについてネットで調べて見ると、次のようなことが書かれていました。
◎アンテナ線の耐用年数
一般的に、アンテナケーブルの寿命は約10年とされていますが、これはあくまでも目安です。 実際の寿命は、使用環境や品質、
ケーブルの種類によって異なります。
◎同軸ケーブルの劣化による影響
同軸ケーブルの劣化により、伝送特性が悪くなる、損失が増大する、特定の周波数でディップするなどの症状が現れる場合もあり
ますので、注意しなければなりません。 白・灰色などの色ものを野外で使用する場合は、数年で劣化する場合がありますので十分
に気をつけてください。
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私も、色々な同軸ケーブルを保管していますが、かなり古くなり、外皮が硬くなったり、色が変色したり、切断してみると網線が
腐食、劣化し、半田付けも難しくなった物も有ります。一度、整理する必要が有ると感じました。
◎VNAによる点検
何種類かの同軸ケーブルを用意して、その一方を解放して、VNAでSWRをみてみることにしました。
① 5D2V 7mH 5年くらいの物
② 5D2V 10.5m かなり古い物
③ 3D2V 10.8m 古い 途中で、継ぎ足し部分有り
④ 5D2V 16m 比較的新しい物
⑤ 5D2V 12m 5年くらいの物
これらのケーブルを点検した時のグラフが次の通りです。
① ② 4メガ付近にデップ点がある
③ 継ぎ足し部分の影響か ④
⑤
この結果、やはり古い物は、おかしなグラフとなっていることが分かりました。
なお、同軸のエンド部分を短絡してみたら、どのようなグラフになるのかも、やって見たいと思います。
◎18メガのMLA
先日の続きを行い、SWRを絞り込みました。結果は、次の通りです。
18.120メガで、SWR 1.2 となりました。 めでたし、めでたし。
ところが、無線機との接続のため、ケーブルをコンテナの屋根に這わせて、室内に引き込んで、実際に使用して見ると、
動作がおかしい。SWRが3以下にならない。他のバンドのアンテナケーブルと干渉しているのでしょうか?
結局、原因不明のため、再び撤去することになりました。
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