
今日は、埼玉県の郷土料理が2つありました。
一つは「かて飯」です。かて飯は、具の混ざったご飯です。秩父は山里のため、米があまりとれませんでした。そこで、少しでも「かさを増やす」ために、その時々にある野菜などを入れて作っていたのです。また、「かて」という言葉には、「混ぜる」という意味もあるそうです。
「かて飯」は、ごちそうとして、節句やお祝い事などの時に食べられていました。春には季節の山菜を入れて、冬には季節の野菜を入れて作っていました。作り方は色々あって、甘辛く煮た具を酢飯に混ぜたり、具を炊き込んだりして作ります。給食では、しょう油味のご飯を炊いて、別に煮ておいた具を混ぜました。
二つ目は、ゼリーフライです。これは、埼玉県の行田市あたりでよく食べられていたもので、おからとゆでたじゃがいもを混ぜ合わせて、小判型の形にして、衣をつけずに揚げたものです。この形がお金に似ていたことから、「銭(ぜに)フライ」→「ゼリーフライ」となったそうです。決してデザートのゼリーではありません。
11月19日(金) 給食の献立
・かて飯(めし)
・牛乳
・生揚げの味噌汁
・ゼリーフライ(小学校)
・肉だんごのみそだれ 2個 (中学校)
・ほうれん草のおひたし
(コメント)
・写真は小学校の献立です。
・おひたしは、季節のほうれん草をたっぷり使いました。給食委員会の児童の感想では、「おいしかった」とのこと。野菜のおいしさが感じてもらえたならうれしいことです。
一つは「かて飯」です。かて飯は、具の混ざったご飯です。秩父は山里のため、米があまりとれませんでした。そこで、少しでも「かさを増やす」ために、その時々にある野菜などを入れて作っていたのです。また、「かて」という言葉には、「混ぜる」という意味もあるそうです。
「かて飯」は、ごちそうとして、節句やお祝い事などの時に食べられていました。春には季節の山菜を入れて、冬には季節の野菜を入れて作っていました。作り方は色々あって、甘辛く煮た具を酢飯に混ぜたり、具を炊き込んだりして作ります。給食では、しょう油味のご飯を炊いて、別に煮ておいた具を混ぜました。
二つ目は、ゼリーフライです。これは、埼玉県の行田市あたりでよく食べられていたもので、おからとゆでたじゃがいもを混ぜ合わせて、小判型の形にして、衣をつけずに揚げたものです。この形がお金に似ていたことから、「銭(ぜに)フライ」→「ゼリーフライ」となったそうです。決してデザートのゼリーではありません。

・かて飯(めし)
・牛乳
・生揚げの味噌汁
・ゼリーフライ(小学校)
・肉だんごのみそだれ 2個 (中学校)
・ほうれん草のおひたし
(コメント)
・写真は小学校の献立です。
・おひたしは、季節のほうれん草をたっぷり使いました。給食委員会の児童の感想では、「おいしかった」とのこと。野菜のおいしさが感じてもらえたならうれしいことです。