こんにちは
湘南・茅ヶ崎のまつうら動物病院です
多くの猫ちゃんは泌尿器系にトラブルを抱えているかもしれません。
いつも全く問題なく排尿しているように見えて、その尿を検査すると出血(血尿)していたり(注意1)、酷いPHだったり、結晶が析出していたり、バイキンがたくさんいたり、炎症性タンパクが出ていたり、、、、、調べてみないとわかりません。。。
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(注意1)
血尿でイメージするのは何でしょう?
この様なものでしょうか?
それとも・・・・
この様なものでしょうか?
それとも・・・・
この様なものでしょうか?
答えは、、、全て血尿です(;_;)
3枚目の写真は血の色が全くありませんが、調べてみると尿中に出血成分が含まれています(>_<)
見た目だけでは、なんら問題のない健康的な尿にしか見えませんので、調べて初めて分かることです(;´・ω・)
つまり、尿の見た目の色だけでは、明らかな激しい出血がない限り(赤い色を呈するレベルの血尿じゃない限り)判断できないのです(;'∀')
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中でも特に男の子の猫ちゃんは、膀胱炎や膀胱結石や砂粒症などによって、それらの物質が尿道に詰まってしまい、尿路閉塞を引き起こす場合があることは今は広く知れ渡っていることでしょう。
その閉塞を引き起こした物質によっては、鎮静処置後に解除でき、食事療法と内科療法によって治療可能な場合も少なくありません。
(完治するというよりも、膀胱炎や膀胱結石の原因を今後発生させないようにする)
しかし、最も厄介なのが、膀胱結石そのものが尿道を完全に閉塞させてしまう場合です!(;_;)
鎮静下で一時は閉塞を解除できるかもしれません(何とか解除させます)が、数日以内に即再閉塞を引き起こします。
尿道カテーテルを入れっぱなしにしても、尿道カテーテルを外した途端に再閉塞を引き起こす場合が最悪です。。。。(*_*)
そうなると、外科的に尿道を切開して、閉塞していた結石を取り除き、新たに穴の広い尿道を作ってあげる必要があります。
それが、会陰部尿道瘻術(えいんぶにょうどうぞうろうじゅつ) です。
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(注意2)
会陰尿道瘻術は一般的な尿路系手術ではありますが、必ずしも全尿路閉塞の猫ちゃんに必要ではありません。
尿路閉塞したから必ず会陰尿道瘻術の手術を行うわけではありません。
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膀胱炎が治らない、尿路を完全ではなく不完全ではあるが何度も閉塞を繰り返してる、尿路の完全閉塞を繰り返しているので、
陰部周りが気になり、舐めて舐めてただれている場合もあります。
尿道カテーテルは途中までしか入りません。。。。
陰茎を包皮から分離し、尿道球腺の位置まで慎重に剥離していきます。
尿道を切開し、閉塞していた結石を取り除き、切開した尿道を会陰部へ縫合します。
尿道がかなり広がり、小さい結石では閉塞せずに排尿と共に外に出てきてくれます。
手術が終わったからと言って、終了ではありません。
手術後も尿結石の原因が除去されていないと、延々と膀胱結石が作られ、延々と膀胱炎が続きます。
また、術後の合併症で多いのは、尿道がフリーになるので、細菌感染を慢性的に引き起こしやすいことです。
健康に思えても、
少なくとも定期的に健康診断で尿検査、膀胱の超音波検査はお受けされることをお勧めいたします。
→→→→→ まつうら動物病院のCM&ホームはコチラ↓↓↓
湘南・茅ヶ崎のまつうら動物病院です
多くの猫ちゃんは泌尿器系にトラブルを抱えているかもしれません。
いつも全く問題なく排尿しているように見えて、その尿を検査すると出血(血尿)していたり(注意1)、酷いPHだったり、結晶が析出していたり、バイキンがたくさんいたり、炎症性タンパクが出ていたり、、、、、調べてみないとわかりません。。。
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(注意1)
血尿でイメージするのは何でしょう?
この様なものでしょうか?
それとも・・・・
この様なものでしょうか?
それとも・・・・
この様なものでしょうか?
答えは、、、全て血尿です(;_;)
3枚目の写真は血の色が全くありませんが、調べてみると尿中に出血成分が含まれています(>_<)
見た目だけでは、なんら問題のない健康的な尿にしか見えませんので、調べて初めて分かることです(;´・ω・)
つまり、尿の見た目の色だけでは、明らかな激しい出血がない限り(赤い色を呈するレベルの血尿じゃない限り)判断できないのです(;'∀')
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中でも特に男の子の猫ちゃんは、膀胱炎や膀胱結石や砂粒症などによって、それらの物質が尿道に詰まってしまい、尿路閉塞を引き起こす場合があることは今は広く知れ渡っていることでしょう。
その閉塞を引き起こした物質によっては、鎮静処置後に解除でき、食事療法と内科療法によって治療可能な場合も少なくありません。
(完治するというよりも、膀胱炎や膀胱結石の原因を今後発生させないようにする)
しかし、最も厄介なのが、膀胱結石そのものが尿道を完全に閉塞させてしまう場合です!(;_;)
鎮静下で一時は閉塞を解除できるかもしれません(何とか解除させます)が、数日以内に即再閉塞を引き起こします。
尿道カテーテルを入れっぱなしにしても、尿道カテーテルを外した途端に再閉塞を引き起こす場合が最悪です。。。。(*_*)
そうなると、外科的に尿道を切開して、閉塞していた結石を取り除き、新たに穴の広い尿道を作ってあげる必要があります。
それが、会陰部尿道瘻術(えいんぶにょうどうぞうろうじゅつ) です。
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(注意2)
会陰尿道瘻術は一般的な尿路系手術ではありますが、必ずしも全尿路閉塞の猫ちゃんに必要ではありません。
尿路閉塞したから必ず会陰尿道瘻術の手術を行うわけではありません。
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膀胱炎が治らない、尿路を完全ではなく不完全ではあるが何度も閉塞を繰り返してる、尿路の完全閉塞を繰り返しているので、
陰部周りが気になり、舐めて舐めてただれている場合もあります。
尿道カテーテルは途中までしか入りません。。。。
陰茎を包皮から分離し、尿道球腺の位置まで慎重に剥離していきます。
尿道を切開し、閉塞していた結石を取り除き、切開した尿道を会陰部へ縫合します。
尿道がかなり広がり、小さい結石では閉塞せずに排尿と共に外に出てきてくれます。
手術が終わったからと言って、終了ではありません。
手術後も尿結石の原因が除去されていないと、延々と膀胱結石が作られ、延々と膀胱炎が続きます。
また、術後の合併症で多いのは、尿道がフリーになるので、細菌感染を慢性的に引き起こしやすいことです。
健康に思えても、
少なくとも定期的に健康診断で尿検査、膀胱の超音波検査はお受けされることをお勧めいたします。
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