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若い猫ちゃんの消化器型高悪性度リンパ腫⑥(9/12)

2018-09-12 19:00:55 | 動物病院
こんにちは
湘南・茅ヶ崎のまつうら動物病院です


猫の消化器型高悪性度リンパ腫の猫ちゃん治療経過です。

消化器型高悪性度リンパ腫は、大細胞性消化器型リンパ腫や消化器型低分化型リンパ腫、消化器型ハイグレードリンパ腫と呼ばれます。(低分化型の細胞が腫瘍を形成する場合は高悪性度なのです)





具合の悪い時の腫瘍の摘出手術にも耐え、

半年間に渡る毎週1回の抗癌剤治療にも耐え、

更に半年間に渡る二週に1回の抗癌剤治療にも耐え、

何か月間もの間、大好きだった食べることができなくなり、1日何食もの強制給餌も頑張り、

何か月間もの間、水を飲む量が減り、毎日皮下への補液を1日1~2回頑張り、

幾度となく、ピンチを切り抜け、何度も瀕死の状態から復活してくれましたが、もう体力の限界がきてしまいました。


もう、十分すぎる程、頑張った。

どんどん痩せて、とても抗癌剤を続けられる状態ではなくなった。

2018年 7月 26日 午前1時40分

飼い主である私の手の中で息を引き取りました。

もっともっともっと長生きさせてあげたかった。

余命2週間以内だった状態が、14ヵ月間も伸びてくれました。

人間でいうと、余命2ヵ月が、約5年間。

何かが足りなかったとしてもこんなに長生きしなかったと思います。

別の治療をしても、こんなに長生きしなかったと思います。

そして、この本人の性格。何をしても怒らない嫌がらない、何をしても暴れない動かない、飼い主である私の顔を見ているだけで喜んでくれてずっと喉をならしてうっとりしていてくれる、この穏やかな性格のお陰で何でもやらせてくれました。
静脈注射も嫌がらない、強制給餌も嫌がらない、何しても嫌がらない。


でも体力の限界です。

毎日衰弱しても頑張って、最後まで顔を見ると何かを言ってくれる姿。
まだまだまだまだ頭から離れません。
とても頑張りました。


今日が 四十九日 でした。

次に生まれ変わっても、うちに来てね。















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