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☆寒天屋さんの日記☆

長野県茅野市の松木寒天産業です!
通信販売も行っております(^-^)新着情報盛りだくさんでお伝えしていきます☆★

寒天のできるまで ~天草編~

2008年02月06日 | 質問!
こんにちは。

また雪が散らつき始めました・・・
もういいのに・・・



貴重な寒天屋さんの日記の読者の方から
こんな質問をいただきましたっ!!  ↓ ありがとうございますっ!!



『いつだったかテレビで天草漁の映像を見たのですが、地元のかたが洗った天草を天日で干してらっしゃいました。
「天草は干すと色が抜けて白くなる。そしたら出荷する」みたいなお話をされていたのですが。
クマちゃんさんのブログの天草は綺麗な赤い色ですよね~? 干してないものなのでしょうか?』




天草の映像をご覧になったんですね!
そうなんです!
天草と言っても産地が違ったり、加工の仕方が違ったりすると、
その性質も変わってくるんですよ

今回質問を下さった方がご覧になったのは寒天屋では
「晒し(さらし)天草」と呼ばれているものです。

その晒し方によっても草の色が変わるそうで、
黄色っぽいもの(黄晒し)や緑っぽいもの(青晒し)があるそうです。




↑黄晒し天草


一方、私がブログに載せた赤い草は天日に晒さずに乾燥させたものです。
(↓この方がキレイかな、と思って・・・)





天草を晒すことによって色だけでなく、
草特有の磯の香りも取れるそうです


晒し天草かそうでないものかを使い分けるのは

「ところてんは色や磯の風味があるもの」という地方は晒していないもの、だとか、
みつまめなどに使うところてんにはやっぱり色のついていない方が好まれたり・・・

好みや用途によっていろいろだそうです

松木寒天では、ほんのり磯の風味のするところてんを食べていただけます



そのところてんを乾燥してできる寒天はというと、
晒した天草を使ったものの方が白くなる傾向はあるようですが・・・

寒天への乾燥過程が天日干しなので、そこで晒されることもあるので
一概には言えないそうです。






簡単ですが、ちょっとだけでもギモンに答えられたでしょうか
また何かあればぜひぜひ聞いてみてくださいねっ



(クマチャン)





ボディ・エンザイムにおける寒天

2006年10月05日 | 質問!
先日、発掘!あるある大事典Ⅱで取り上げられた
「ボディ・エンザイム」というテーマの中で、
食物繊維を効果的にとるのに適した食材として
寒天が取り上げられました。
それに関して、質問がありましたのでお答えします。

●寒天の食物繊維、水溶性と不溶性になるのはどんな時?
水溶性食物繊維として寒天の食物繊維が働くのは
寒天が溶けた状態のときです。
例えば、寒天を煮溶かした状態が代表的な例ですね。
この状態の寒天を摂取するなら寒天をお茶などに溶かしたり、
お味噌汁やスープに入れて溶けた状態のまま
食べていただくとよいかと思います。

不溶性食物繊維として寒天の食物繊維が働くのは
寒天が固まっている状態のときです。
例えば、番組ではところてんやゼリーにしたときに
不溶性の状態と解説されていました。
そのほかにも、角寒天や糸寒天を水に戻して
そのままの状態で食べたときも不溶性食物繊維として摂取していることになります。

単純にいえば、液体の状態なら水溶性、固体なら不溶性、と考えてよいでしょう。
粉末寒天だけがこのような性質を持つのではなく、
角寒天や糸寒天も同様の性質を持っています。

http://www.kanten.co.jp/

夜分から質問なんかしますが・・・かんてんって?

2006年09月21日 | 質問!
皆さんどう考えているんでしょう?
流行の健康食?古臭いゼリー?
食べ方が限られるとか・・・?

まぁ、レシピにも限界があるのはうすうす感じてきているので
疑問に答える形もこちらでやって行きたいな、と思っています。

もう今日は自宅から更新です、
松木寒天産業web管理人です。

コメントとかで質問投げてみてください。
基本的に来るもの拒まずで行こうと考えているので。
製法、産地等もお答えできる範囲でして行こうかと思っています。

ちなみに、早ければ今週末にも数量限定で
ネット通販でのみ新製品販売できる予定です。
多分、こちらで発表を行うこととなりそうですので
チェックしてみてください。