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まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

地区社協広報研修会で話題提供

2019-07-29 21:58:46 | 地域福祉
区の地区社協20数地区の広報担当者の研修会が開かれました。
今回は、そこで話題提供の時間が与えられました。

最初に自分が所属する地区社協の担当地域の特徴と活動紹介。
活動紹介のパワーポイントの1画面。



そのような地域で、広報活動の具体的な取り組みを紹介。
  • 地区社協の活動を知らせること。
  • 地域の情報(人、施設、取り組み等)を知らせること。
  • 地域社会のあるべき姿についての問題提起や情報提供。
以上の3点が広報活動の柱になることを伝えました。

問題提起として次のような画面で締めくくりました。



地区社協活動は、毎年同じような事業の繰り返しという部分が多く、活動を知らせるだけでは毎年同じような紙面になってしまいます。
数年先までの展望を持ち、中期的な情報発信の計画を作っておくことが大切ではないかという問題提起をしました。

話題提供の後のグループ討議で、問題提起に食いついてくるような議論は出てきませんでしたが、市社会福祉協議会の担当者の中にはきちんと落ちたようです。

今日の遊水地で見た花。




子どもたちに福祉の話をしました

2019-07-22 20:44:16 | 地域福祉
今日は福祉教育の日。地元の小学校4年生73人に、地区社協の活動を話しました。

福祉とはどのようなこと
学区の中にはどんな人たちが暮らしているの
高齢者の状況
障害のある人たちはどんな人たちなのか
地区社協は何を目的に、どのような活動をしているのか
子どもたちが参加するS型デイサービスのこと
参加するために、どのような準備をしてほしいか

そのような内容で30分くらい話しました。
途中でいくつか質問して、話に飽きないように子どもとやり取りしながら、楽しく話をすることができました。
パワーポイントで、写真を使って具体的な姿を示しながら、伝えていくのは効果があります。
子どもたちも写真をよく見ていて、後から質問も出ました。

地区社協の役員やS型の担当者など10人位も一緒に話を聞いてもらいました。
障害者の手帳を実際に手にとって知ってもらうのは、大人の方に効果があったようです。
こういう手帳を持っていることは初めて聞いたとの声が、大人から出ていました。

とてもわかりやすい話で、まちともさんは先生をやっていたのですか、と役員から言われました。
人前で話すことはしばしばありますが、教員免許はありませんので、子どもたちに話をするのは初めての経験。
子どもたちにわかる言い回しでと、かなり時間をかけて準備し、少し緊張して臨みましたが、そのような反応にちょっとほくそ笑んでいました。
子どもたちに話すことができて良かったと思っています。

中には、なかなか集中が続かない子どももいましたが、こんな画面で締めくくりました。




福祉教育のパワポ完成

2019-07-15 18:13:53 | 地域福祉
この3連休は、孫の世話と福祉教育の準備に忙殺されました。
当方にとって連休という感覚は薄いのですが、休みの日は孫を預けられることが多いのです。
2歳半の孫は、元気に動き回り、自己主張も強いので疲れます。

そんなこともありつつ、小学校4年生の福祉教育のシナリオとパワーポイントがなんとかできました。
実施するのは22日ですが、その前に社会福祉協議会の担当者の意見を聞かないと不安なので、急ぎました。

パワーポイントは、22画面になりました。
こんな感じで人口構成を比較します。



子どもたちに後日、高齢者の疑似体験をしてもらうので、そのイメージ作りも。



専門用語も言い回しを変えなければならないので、苦労しましたね。
福祉は、「ふ」だんの「く」らしの「し」あわせ、という言い方が使われているので、それを拝借。
デイサービスは、歳をとって手足の力が弱くなり、毎日の生活でお手伝いしてもらうことが必要になったり、記憶する力が弱くなって生活するのが大変になってきた人たちに、それ以上具合が悪くならないように、体操したり、ゲームをしたり、歌を歌ったり、手先の作業をしたり、いろんなことをして楽しく1日過ごす場所、といった具合です。

改めて自分自身の勉強になりました。


パワーポイント作成中

2019-07-06 21:14:17 | 地域福祉
先日書いた小学生へのお話し、昨日、関係者で打ち合わせを行い、内容が確定しました。
45分間で、前半は、地域で暮らしているすべての人たちが幸せになれるようにするには何が大切か、福祉は特別の人のためのものではなくみんなが幸せになれることを伝えます。
後半は、小学生が参加して交流するS型デイサービスの説明です。

パワーポイントを使って話します。
そのための準備中。
人口構成は、人型を100人並べて、年齢ごとに色分けして表示します。



高齢化率も、100人中何人だよと説明すればわかりやすいでしょう。
そんな工夫をしながらパワーポイントを作成します。
小学校4年生にもわかるように工夫するのは、けっこうおもしろいですね。
まずは、自分の勉強になって良いことだと思っています。

撮りためてある地域の様々な取り組みの写真も使います。
毎年12月に行う正月のお飾り作りも、実際に参加している子どもたちが多くいるので、地区社協の活動としてこんなことやっているよというのを改めて知ってもらう機会にもなります。


(昨年のお飾り教室)

そんなこんなで奮闘中です。

在宅医療介護の研修会に参加

2019-07-01 21:54:03 | 地域福祉
静岡市では、医療・介護の連携を推進するために「自宅でずっと」ミーティングという取り組みを、地域包括支援センターごとに進めています。
そのための研修会があり参加しました。

内容は、歳を重ねて病気になり、通院ができなくなっても、自宅で暮らし続けたいという希望に沿うように、在宅医療・介護がこのような仕組みで提供されますというもの。

システムとしては、当然行われるべき各種のサービスが列挙されます。
しかし、実態は、訪問診療を行う医療機関がどれだけあるのか、家族の介護負担がどれだけのものになるのか、一人暮らしの方が「自宅でずっと」生活できる支援があるのか等々、課題は多くあります。

「隙間を地域社会で埋めていこう」ということが求められるのが気になるところです。
地域社会でできることは、知恵を出し合って考えていくのはいいでしょう。
しかし、当然ながらできないこともあるでしょう。
一人暮らしで寝たきりになっても、各種のサービスと地域社会の協力で暮らしていけるようにと言われます。
地域社会の協力とは何が考えられるのか。
話し相手や見守りと言われます。
では、24時間のうち公的なサービスがどのくらいできるのか。合計しても12時間にはならないでしょう。
残りの12時間以上を地域社会の支援チームが対応できるでしょうか。
私は無理だと考えます。

以前、脳性マヒで寝たきり状態の方が一人暮らしをしていました。
そこには、障害福祉サービスで20時間ヘルパー等の公的なサービスが配置されていました。
残りの4時間は、支援者がチームで対応していましたが、どうしても一人だけになってしまう時間が生じます。
その方は、隙間を地域の方で埋めてもらえないかと言っていましたが、結局対応しきれませんでした。
そんな経験から、無理だと考えます。

地域社会に過剰な負担を求めるのではなく、何ができるのか、できないのか、地域社会の側から思いを発信していくことも大切ではないでしょうか。

遊水地のハスの葉に雨水がたまっています。