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まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

感染症対策の難しさ

2020-02-27 21:35:28 | NPO法人
NPO法人“T”の理事会で事業所の新型コロナウィルスへの対応を決めました。
4つのフェーズにわけて対応します。

1 現状では、手洗いと咳エチケットの徹底と利用者、職員の検温を行うこと。
2 市内で感染者が発生したら、風邪症状の人については確実に休むようにすること。
3 通院先の医療機関で感染者が発生した場合は、その医療機関の通院者について状況を把握し休む等の対応をすること。
4 事業所内で感染者が発生した場合は、事業所を閉鎖する。

それぞれのフェーズに応じて、さらに詳しく対応を書きとめ、職員間で共有することを確認しました。
また、利用者向けにわかりやすくどのように対応してもらうのか書いて説明します。

通所型の事業所ですから、それぞれの利用者の生活管理までは目が行き届きません。
利用者の中には、衛生管理に理解が十分でない人もいます。その人たちの生活の仕方を変えることは困難であり、理解が得られるように説明を繰り返しますが、何より事業所内にウィルスを持ち込まないことに重点を置いて対応することにします。

事業所閉鎖は、法人への収入が途絶える運営の死活問題になります。
政府からは、その場合に低利で資金融資をするとの通知は届いていますが、支援策はそれのみです。
事業所閉鎖に至らないよう、最大限の予防策を講じて対応するよう、職員間で危機感を共有しながら今後の運営にあたっていきます。

さっそく、外部からの接触を少なくするため、ボランティアの受け入れは状況が変化するまで停止することにしました。

早く効果のある薬が確認され、治療方法が確立することを願うばかりです。

写真は、遊水地の川べりに咲く菜の花。




輝ける年に 仕事始め

2020-01-06 17:43:58 | NPO法人
NPO法人“T”の事業所で仕事始めの集いが開かれました。
利用者と職員を合わせて30名近くが参加しました。

みんなでゲームをして楽しみ、職員手作りの雑煮を食べました。



一人一人今年の抱負を発表。
健康に過ごしたいと多くの人が話していました。
今まで引きこもりがちだったので、今年は外に出るようにしたいと話す方もいました。
なるべく怒らないようにしたい、笑顔で過ごしたいという方もいます。
体重を○○キロ以下に落としたいとの目標を語る方もいます。

みなさんそれぞれが前向きに過ごしたいという思いが語られました。

理事長としては、初日の出の写真を掲げながら、みんなが輝ける1年になってほしいとの思いを伝えました。


来年につなげる仕事納め

2019-12-27 21:03:57 | NPO法人
今日は公官庁の仕事納めです。
NPO法人“T”も仕事納めをしました。
利用者のみなさんとスタッフ合同のミーティング。
それぞれ1年を振り返りました。

みなさんそれぞれ前向きに振り返りができて良かったと感じました。
年の途中から調子を崩してずっと休んでいた利用者が最後に出勤できて、「調子を崩したけど最後に来ることができるようになって良かった。来年は頑張りたい。」と言っていたのがうれしかったですね。
オリンピックの聖火リレーに申し込んでいた利用者が落選しましたが、「ボランティアで参加できる可能性があるので期待している。」と言い、自分の夢を次につなげていく姿勢が見られて、これもうれしかったです。

みなさんと来年につなげていく仕事納めができました。
職員のみなさんに1年間のお礼を言い、理事長としての仕事納めもしました。

帰りに富士山がきれいに見えていました。
日が沈みかけている中、なるべく全体が見られる場所まで移動しながら、夕日に染まる富士山の撮影ができました。
仕事納めにふさわしい光景かと思っています。




法人主催の研修会を開催しました

2019-09-14 21:03:49 | NPO法人
NPO法人“T”が主催した研修会が開催されました。
「8050問題を考える」をテーマに、60人ほどの参加を得て実施できました。



この研修会は、9月10日から16日までの「自殺予防週間」に合わせ、自殺対策の一環として市から委託を受け、毎年開催しているものです。
今回で8回目になります。
福祉の支援技術を学ぶことを目的に、ここ数年は高齢者・障害者が同居する世帯の支援について研修を行ってきました。

今回も、基本的な流れは高齢者・障害者の同居世帯への支援におき、8050問題の原点であるひきこもりの人とその家族への支援を学びました。
第1部として、自殺予防のゲートキーパーとしての役割を学びました。

第2部は、ひきこもり地域支援センターの講師から、ひきこもりについての考え方、その支援のあり方などについて、実践を踏まえたお話しを聞きました。



第3部では、グループに分かれて、1部2部の講義を聞いて学んだことの共有化をはかりました。



これから、アンケート結果を見て研修会の効果を評価していきますが、研修会を企画した一員としては満足のいく研修会だったかなと感じています。
当初、参加申し込みの出足が鈍く、関係先に参加を働きかける“営業活動”で市内を走り回りました。結果、目標に近い参加者を得ることができました。
内容的にも、自殺予防のゲートキーパーの研修内容とひきこもり支援の研修内容がつながるのか不安がありましたが、ひきこもりの人たち自身が自殺リスクの高い人たちということで、2つの講義が合致したものになって良かったと思っています。

一つの大きな仕事が終わり、ほっとしています。


スポーツバーで会食会

2019-08-23 18:58:59 | NPO法人
NPO法人“T”の事業所の利用者のみなさんと職員の会食が行われました。
普段はスポーツバーとして営業しているお店で、何もイベントがない昼はバイキングランチが食べられます。
利用者のみなさんもスタッフも初めて入るお店です。
利用者のあいさつで、未知との遭遇を楽しみたいとの言葉がありました。
壁面には大きなスクリーンがあり、スポーツバーとして開いている時は、このスクリーンを見て応援しているのだなと、スポーツバーの雰囲気を感じることができました。



スポーツをこのような形で観戦することがない利用者とスタッフですから、この会場の設定でちょっと経験値が増えたかもしれません。

食べるものはバイキングですからいろいろありますが、まちともの今日の昼はこんな感じです。



肉や魚を材料とした様々な料理が並べられていて、プレートに山盛りにしている方も何人もいました。
利用者のみなさんにとっては楽しみにしているプログラムです。
普段の作業にも毎日、これだけの利用者が参加してもらえると、うれしいのですが・・・理事長としての感想。
障害を持った人たちが、普段経験できない楽しみを実際に体験してもらうのも、支援の一つです。
そんな支援をこれからも続けていきたいものです。

楽しい時間はまたたくまに過ぎ去り、満腹になってそれぞれ帰途につきました。