あれから、詰まったケーブルを取り出せないかと、通線ワイヤーにLANケーブルを固定して反対側から押し込むとか、いろいろと難儀していた。そのうちにCD管にはなんとかもう1本LANケーブルを通す隙間があることがわかった。そこで、CD管内の詰まったケーブルはそのまま諦めて、新たにもう1本通すことにした。
とはいえ、定法で望むと、12mものCD管の中でケーブル同士が擦れあうので、通線するのはかなり難易度の高い作業となる。
選んだ手法はこうだ
通線ワイヤーは30mある。まずは半分の15mをほどをCD管に通す。残りの半分にLANケーブルを沿わせてCD管の入り口付近で通線ワイヤーにLANケーブルの先端をビニールテープで縛り付けて、ワイヤーごと押し込みながら、反対からも引き抜く。こうすれば、抵抗が大きくなって「もう無理!」と感じた時に押し戻すことも可能だろう。
書けば簡単なのじゃが、一歩間違うと通線ケーブルごと詰まってどうしようもなくなってしまう可能性もある。
っで、結果。なんとか通すことができました。
なんで細いモジュラーケーブルじゃなくてじゃなくて太いLANケーブルを通したかというと、モジュラーケーブルを通してしまうともうLANケーブルを通すのは無理っぽいけどLANケーブルを通した後にモジュラーケーブルを通すのは何とかなるのではないかと考えたら。また、LANコンセントには電話用のR11ジャックを挿すことが可能。つまりモジュラーケーブルを通すことができなかった場合でもLANケーブルが超高品質モジュラーケーブルとして働いてくれる訳よ。しかもLAN工事だから資格要らないし。
コンセントにはパナソニックの「ぐっとす」を使ったのじゃが、結線作業が簡単な割にできあがったものの精度が悪いというか、テスターにかけると最初はNo.1,4,5,6がエラー、結線し治すと今度はNo.2,7がエラー。最初は何で通電しないのかよくわからなかったが、ぐっとすからケーブルを外してリード線をよく観ると、被覆がうまく切れておらず、中の導線が端子にあたっていないと言うことが判った。まあ、中国製の安いケーブルだからね。相性が悪いんでしょう。そこで、カバーに付いた押し込みツールでぐっと押し込んだ後に線を軽く揺らしてもう一度ぐっと押し込むことで被覆が上手く切れて通電するようになりました。
完成!(二枚目の写真はRJ45コンセントにRJ11ジャックを挿しているの図)
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