シングル男性の母の統合失調症介護日記 

仕事と介護を両立した生活をおくっている為コメントの返信が遅れる場合があります。母親と関連がない記事は削除します。

介護する側の怠慢で命を危険にされしてしまう事さえあるそれだけに最深の注意が必要である(気道異物...

2014-07-19 03:49:10 | Weblog
写真は気道異物除去手順で母親がいつも居る部屋のタンスに貼ってあります。確か平成10年にホームヘルパー二級を所得した時のテキストを切り抜いて貼ったんだと思います。



昨年12月に生まれて初めて喉に食べ物を詰まらせた人をみたとお伝えし、その時は母親を連れてお好み焼き屋に行き、お好み焼きをよく噛まないで飲み込んだ為に、喉(食道、気道)に詰まらせました。

母親は食べたくてしょうがない周期は、特に早食いで注意が必要だったんですが、まさかお好み焼きが詰まるなんてこの時は想像もしていなく、完全な油断だったと思います。

この時は看護師がたまたまいたので吐き出せてもらい、事なきをえました。

そして、今年の7月4日夜遅く、今度は鶏の唐揚げを喉に詰まらせてしまいました。今回は、私と母親と二人っきり、時間との戦いです。

母親の後ろに周り、
母親のお腹の前で腕を組みお腹を圧迫し(後ろにぐいっと突き上げる)、その後母親を前屈みにして背中を何回か叩くと、ゴッホン、ゴッホンと咳をしました、咳が出ると詰まった物が出てきた合図みたいなもので、口の中をみると唐揚げが出てきていたので、直ぐに吐かせました。


詰まった物が出て来たから良かったものの、もし詰まらせた物が出て来なかったり、私が疲れてうとうと寝ていたら、目を離していて、食道に物をつかえたのを気付かったらと考えると、震えが来る思いでした。

今回は、唐揚げをもっと細切れに小さくしなかったのと、食べたくてしょうがない周期ではないからと言う怠慢による事故だと思います。


人間、1日中注意をはらったり、全く寝ないのは、本当に大変なことですが、こちらがしっかりしていないと、死なせてしまう事もある、それが介護と言うもので、介護者の責任でもあり、真剣に向き合っていないと、どんな事が起こるかわからないのも介護でもあります。

私の不注意で母親に何かあったら、悔やんでも、悔やんでも、悔やみきれず、私は、とてもこの世にはいられないと思います。

因みに母親は12月も、今回も熱がでたり肺炎(誤嚥性肺炎は大概熱がでる)にはなっていないので誤嚥ではなく気道異物窒息です。