まさおレポート

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モロッコの旅で出会った世界遺産 アイット・ベン・ハドゥと「グラディエータ」

2008-07-27 | 紀行 モロッコ・チュニジア


2008/4/12 アイット ベン ハドゥ
マラケシュからアトラス山脈を越えてワルザザート近郊のアイット ベン ハドゥ
までやってきた。これで2回目の訪れになる。前回は映画のロケ地になるところだと説明されて単に「そうか」との感想を持ったきりであったが、2度目ともなるとその壮大さが一層よくわかる。
映画「グラディエータ」での南スペインのある町での剣闘士興行シーンはこのアイット ベン ハドゥだと思う。

2008/4/12 アイット ベン ハドゥ
前回は下から見上げてそのまま帰ったが今回はこのカスバのなかまではいってみることにした。このカスバは12世紀にハドゥ一族がオアシスと一族を守り為に構築した砦で、外的の侵入に備えて意図的に迷路を成している。この写真の右にもあるが、分厚い壁の至る処にある小さな穴は銃眼だという。

2008/4/12 アイット ベン ハドゥ
相当登ったと思ってもまだまだ丘の中腹くらいだ。足場は砂地で滑りやすい。軽い登山くらいのハードさだ。頂上がもうすぐに迫ってきたので頑張ることにする。

2008/4/12 アイット ベン ハドゥ
頂上からみえるオアシスと集落。これを死守するためにハドゥ一族はこんな巨大なカスバを作ったのだ。豊かなオアシスの確保こそが力の源泉というのが実感できる。農耕の民よりも一層シビアな、古代から続くゼロサム社会を肌で感じる。






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