まさおレポート

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バリ人は緊急でも決して急がない

2013-11-14 | バリ島 食べ物・暮らし (日本・世界の食べ物含む)

昨日、廊下に置いてあるプロパンガスの異臭がただならぬ。急いでレセプションに連絡すると「ok ok」との返事で待つこと10分、スタッフはまだ来ない。再度連絡しても「ok ok」。そのうちガス警報ベルが二つもなりだした。テラスからスタッフが来るかどうか見ていると100メートル先のあたりから普段ののんびりした足取りで歩いてくるのが見えた。「急いでくれ」と大声で叫んでも相変わらずゆっくりと歩いて来る。ようやくプロパンガスの前まで来たときは連絡を入れてから既に15分を過ぎている。

ガス漏れなどバリでは日常茶飯事で事故のうちに入っていないのかも知れないが近くでタバコでも吸ったらちょっとまづい。見ているとガスの上蓋の抑えが極めて不安定でちゃちな木の枝のばねを利用して再び抑えようとする。さすがにあきれて注意すると金具を買えと言う。買うのは問題ないが、それにしてもガス漏れに対する認識が極めて甘くないか。それ以上に緊急時にもまったく急がないスタッフにあきれ返る。

バリに滞在して5年になるがバリ人が走っているのをいままで見たことがない。(ジョギングは別です)ゆっくり歩くのが文化らしいと理屈ではわかっているのだが緊急時でもそうなのか。釈然としない。

 

 


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