一日で100万円の「文書通信交通滞在費(文通費)」を受け取ることの是非を巡って報道が続いている。
この議論どこかおかしいと感じる。政治家が国民から議員報酬額を低く見せるためにこんな特別付与があるのではないか。一昔前の政治家が考えだしたのだろう。
かつて内藤議員の「文書通信交通滞在費(文通費)」問題の時もこの特別費の本質的議論はなされずに終わった。
少し切り口が異なるがかつて40年前に電電公社の近畿通信局で起きた特別調査費の不正利用も使途が不明なままで咎めを受けずにまかり通る性質を持っていた。
いずれももっともらしいネーミングで国民からの非難を避ける工夫がなされてきたのだろう。
請求払いにすると精算が面倒だったのは過去のはなしでいまでは電子マネーとアプリの組み合わせで簡便な請求が可能ではなかろうか。
わたしも含めて人は誰でも使途を明かさなければ不正に心が動くのは過去にさんざん経験してきた。文書通信交通滞在費をはじめとしたこの種の支給もアプリの利用で請求払いにする法改正を急ぐべきではないか。