
コルドバ(Córdoba)の観光スポットを紹介します.
見どころは,駅からは2kmほど離れていますが,メスキータの周辺の徒歩圏内(半径300mくらい)に収まっています.

コルドバ1番の見どころ,メスキータ(Mezquita)です.
#スペイン語でモスクという意味です.

一般的には10時から開いていますが,月~土曜であれば8:30-10:00の間にミサが行われるので無料開放しています.
一般だと8Euro(=1,120円)なので,ミサの邪魔にならないように見学すれば無料です.
#むしろ,ミサが行われている時のほうが,厳粛な雰囲気を感じられてオススメです.

メスキータはイスラム教とキリスト教が共存する,不思議な空間です.
16世紀にモスク中央部にゴシック様式とルネサンス様式の折衷の教会堂が建設されています.

後ウマイヤ朝を開いたアブド・アッラフマーン1世によって,新首都にふさわしいモスクを造ろうということで785年に建設されて始めています.
増築が繰り返され,25,000人を収容できるモスクになっています.

絵画,装飾ともに素晴らしいものがあります.

アラベスク模様やモザイクが美しいです.

内部は"円柱の森"と呼ばれる空間で,大理石とくさび形の赤レンガを交互に組み合わせたアーチが限りなく広がっています.
その特徴的な柱が約850本現存しています.
本来,モスクの内部は明るいはずですが,コルドバを再征服したカトリックが5つの門以外,ふさいだため薄暗くなっています.

オレンジの中庭とミナレット(尖塔)です.

またもや,花の小道です.
やはり道の奥に尖塔が見える風景は絵になります.

ユダヤ人街を抜け400mほどのところに市民の憩いの場,テンディーリャス広場があります.

お花屋さんです.
さすが,出窓のお花も気合が違います.

次の目的地の開園時間まで,街角にあるバル(BAR)でひとやすみです.

朝昼晩と姿を変えるローカルなバルで朝御飯です.

カフェ・コン・レチェ(Cafe con Leche)です.
#訳すとミルクコーヒーです.
周りはマスターと話す現地の人です.
隣の人が色々と好みを伝えて独自ホットドッグ風サンドイッチを作ってもらってました.
美味しそうに食べていたので,見ていたら1つくれました.
お返しに...日本のボールペンをあげておきました.
オーナーもペンを欲しそうにしていたので,別のペンをあげたら無料でトーストをくれました.
物々交換(モノと食べ物)も原始人っぽくって面白いですね.

行きたかったのは美しいパティオがあることで有名な,ビアナ宮殿(Palacio de Viana)です.

ビアナ侯爵の邸宅として14世紀に建てられた宮殿で,綺麗に整備された中庭が美しいです.

宮殿内は6Euroですが,目的はパティオ(スペイン語:中庭,テラス)のみです.
受付で相談したら無料で入れてくれました.

緑の中に赤やピンクの花が可愛かったです.

開園と同時に入ったので,お客さんはゼロです.
100万画素のデジカメで写真家のようにカシャカシャ撮ってみました.

たくさん中庭があるのですが,どこもほんわかしてホっとするパティオになっています.

チョットここだけ激しい感じの中庭でした.
存在感のある堂々としたヤシの木が印象的です.

写真は普通の街角ですが,屋上にも気をつかって鉢植えを飾ってるお家もあります.

市役所の隣のローマ遺跡です.

コルドバには古代ローマの遺跡がゴロゴロとあるようです.

グアダルキビル川にかかるローマ橋(Puente Romano)です.
奥に見えるのが,この橋を守るための要塞,カラオーラの塔(Torre de la Calahorra)です.
このあたりの施設はシエスタ(Siesta)が適用されているので,開館時間は10:00-14:00と16:30-18:30の2部構成です.

メスキータの南側に塔があります.

その土台付近にある噴水です.
何の動物に乗っているのかがわからずに気になって写真に撮りましたが,今でもわかりません...

グアダルキビル川の川畔にある中世に建設された城,アルカサル(Alcázar de los Reyes Cristianos)です.

屋上ですが,眼科には川が見えます.

アラビア式の庭も綺麗に手入れがされています.
コロンブスは新大陸発見の資金援助を仰ぐため,当時,王の居城となっていたここアルカサルに出向き,謁見したと言われています.

場所は,メスキータの近くです.
建物内にはローマ時代のモザイクなどが展示されています.

お庭には池があり,鯉が泳いでいます.

もともとはイスラム王の宮殿跡地で,広い庭があります.

鯉にエサ(朝食のパン)をあげると,外国の子どもたちが見にきます.
そこで,パンを子どもたちに分けてあげると喜んで池に放り投げます.
朝食のパンをひとつ持って帰ってくるとできる,お手軽な国際交流です.
#ただ,シンガポールなど国によっては,エサやり禁止(罰金)なので,お気をつけ下さい.

戦士像の周りも可愛い花で彩られています.

イスラム時代の面影を残す,アラブ浴場です.
入口がわかりづらいのですが,学割が使えて1Euroです.(一般は2Euro)
写真は天井に開けられた星型の空気孔です.
これもイスラム時代(10世紀)の名残です.

アンダルシア地方の白い壁,そこに可愛い鉢植えがポツポツとありバランスのとれた綺麗な中庭になっています.
私はここが一番気に入った場所です.

鉢植えの間隔も可愛らしく見えるように絶妙です.

ひとつひとつの鉢植えは,特に何かを感じることはなくても,まばらにでも揃うと,とっても魅力的な眺めになります.

ここのベンチでしばしボーっとしてました.
#そしたら,暑さでボーとし始めたので日陰に移動しました.

ユダヤ人街にはお土産屋さんも多く,町を散策するのが楽しい場所です.

警察馬です.
炎天下の中でもパトロールをしていました.
ただ・・・ここはやはりヨーロッパでも開放的なスペインです.
真昼間からカラダを武器に商売をしている人たちのいる路地がありました.
このような世界遺産に登録されている歴史地区で・・・チョット残念でした.
#シエスタの時間帯は立っている人もお休みのようでいませんでした...

コルドバを離れる日.
コルドバは駅とバスターミナルが隣り合っているので,次の目的地への移動も臨機応変に変えられます.
AVEと呼ばれるスペイン版の新幹線に乗るつもりで来ました.
コルドバ~マドリッド
新幹線(AVE):50.40Euro(2等)~115.60Euro(特等)[1-2時間]
高速バス:14.95Euro[4時間40分]
会社に電話していたら,うまく乗り換えられるちょうど良い時間のAVEが行ってしまったので,バスで行くことにしました.

途中はほぼアクセル全開です.
高速道路をビュンビュン飛ばします.
リクライニングシートもかなり倒れるので楽チンです.
丘に風力発電の羽根が見えます.

道中,ここが見たかったのでバスにしたというのもあります.
写真は,ラ・マンチャの風車の村です.
このあたりは,見上げれば青い空,目前には赤土の大地に広がるブドウ畑があり,そして丘の上には白い風車を見ることができます.
まさにドン・キホーテ(Don Quixote, Don Quijote)の世界です.
ドン・キホーテは,この風車群を巨人ブレアレオと見間違え,槍を小脇に,愛馬ロシナンテにまたがって突進した...ってのは前篇の最後のほうの話です.
前篇:El ingenioso hidalgo Don Quijote de La Mancha(英知あふれる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)
後篇:Segunda parte del ingenioso caballero Don Quijote de La Mancha(英知あふれる騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 第2部)
見どころは,駅からは2kmほど離れていますが,メスキータの周辺の徒歩圏内(半径300mくらい)に収まっています.

コルドバ1番の見どころ,メスキータ(Mezquita)です.
#スペイン語でモスクという意味です.

一般的には10時から開いていますが,月~土曜であれば8:30-10:00の間にミサが行われるので無料開放しています.
一般だと8Euro(=1,120円)なので,ミサの邪魔にならないように見学すれば無料です.
#むしろ,ミサが行われている時のほうが,厳粛な雰囲気を感じられてオススメです.

メスキータはイスラム教とキリスト教が共存する,不思議な空間です.
16世紀にモスク中央部にゴシック様式とルネサンス様式の折衷の教会堂が建設されています.

後ウマイヤ朝を開いたアブド・アッラフマーン1世によって,新首都にふさわしいモスクを造ろうということで785年に建設されて始めています.
増築が繰り返され,25,000人を収容できるモスクになっています.

絵画,装飾ともに素晴らしいものがあります.

アラベスク模様やモザイクが美しいです.

内部は"円柱の森"と呼ばれる空間で,大理石とくさび形の赤レンガを交互に組み合わせたアーチが限りなく広がっています.
その特徴的な柱が約850本現存しています.
本来,モスクの内部は明るいはずですが,コルドバを再征服したカトリックが5つの門以外,ふさいだため薄暗くなっています.

オレンジの中庭とミナレット(尖塔)です.

またもや,花の小道です.
やはり道の奥に尖塔が見える風景は絵になります.

ユダヤ人街を抜け400mほどのところに市民の憩いの場,テンディーリャス広場があります.

お花屋さんです.
さすが,出窓のお花も気合が違います.

次の目的地の開園時間まで,街角にあるバル(BAR)でひとやすみです.

朝昼晩と姿を変えるローカルなバルで朝御飯です.

カフェ・コン・レチェ(Cafe con Leche)です.
#訳すとミルクコーヒーです.
周りはマスターと話す現地の人です.
隣の人が色々と好みを伝えて独自ホットドッグ風サンドイッチを作ってもらってました.
美味しそうに食べていたので,見ていたら1つくれました.
お返しに...日本のボールペンをあげておきました.
オーナーもペンを欲しそうにしていたので,別のペンをあげたら無料でトーストをくれました.
物々交換(モノと食べ物)も原始人っぽくって面白いですね.

行きたかったのは美しいパティオがあることで有名な,ビアナ宮殿(Palacio de Viana)です.

ビアナ侯爵の邸宅として14世紀に建てられた宮殿で,綺麗に整備された中庭が美しいです.

宮殿内は6Euroですが,目的はパティオ(スペイン語:中庭,テラス)のみです.
受付で相談したら無料で入れてくれました.

緑の中に赤やピンクの花が可愛かったです.

開園と同時に入ったので,お客さんはゼロです.
100万画素のデジカメで写真家のようにカシャカシャ撮ってみました.

たくさん中庭があるのですが,どこもほんわかしてホっとするパティオになっています.

チョットここだけ激しい感じの中庭でした.
存在感のある堂々としたヤシの木が印象的です.

写真は普通の街角ですが,屋上にも気をつかって鉢植えを飾ってるお家もあります.

市役所の隣のローマ遺跡です.

コルドバには古代ローマの遺跡がゴロゴロとあるようです.

グアダルキビル川にかかるローマ橋(Puente Romano)です.
奥に見えるのが,この橋を守るための要塞,カラオーラの塔(Torre de la Calahorra)です.
このあたりの施設はシエスタ(Siesta)が適用されているので,開館時間は10:00-14:00と16:30-18:30の2部構成です.

メスキータの南側に塔があります.

その土台付近にある噴水です.
何の動物に乗っているのかがわからずに気になって写真に撮りましたが,今でもわかりません...

グアダルキビル川の川畔にある中世に建設された城,アルカサル(Alcázar de los Reyes Cristianos)です.

屋上ですが,眼科には川が見えます.

アラビア式の庭も綺麗に手入れがされています.
コロンブスは新大陸発見の資金援助を仰ぐため,当時,王の居城となっていたここアルカサルに出向き,謁見したと言われています.

場所は,メスキータの近くです.
建物内にはローマ時代のモザイクなどが展示されています.

お庭には池があり,鯉が泳いでいます.

もともとはイスラム王の宮殿跡地で,広い庭があります.

鯉にエサ(朝食のパン)をあげると,外国の子どもたちが見にきます.
そこで,パンを子どもたちに分けてあげると喜んで池に放り投げます.
朝食のパンをひとつ持って帰ってくるとできる,お手軽な国際交流です.
#ただ,シンガポールなど国によっては,エサやり禁止(罰金)なので,お気をつけ下さい.

戦士像の周りも可愛い花で彩られています.

イスラム時代の面影を残す,アラブ浴場です.
入口がわかりづらいのですが,学割が使えて1Euroです.(一般は2Euro)
写真は天井に開けられた星型の空気孔です.
これもイスラム時代(10世紀)の名残です.

アンダルシア地方の白い壁,そこに可愛い鉢植えがポツポツとありバランスのとれた綺麗な中庭になっています.
私はここが一番気に入った場所です.

鉢植えの間隔も可愛らしく見えるように絶妙です.

ひとつひとつの鉢植えは,特に何かを感じることはなくても,まばらにでも揃うと,とっても魅力的な眺めになります.

ここのベンチでしばしボーっとしてました.
#そしたら,暑さでボーとし始めたので日陰に移動しました.

ユダヤ人街にはお土産屋さんも多く,町を散策するのが楽しい場所です.

警察馬です.
炎天下の中でもパトロールをしていました.
ただ・・・ここはやはりヨーロッパでも開放的なスペインです.
真昼間からカラダを武器に商売をしている人たちのいる路地がありました.
このような世界遺産に登録されている歴史地区で・・・チョット残念でした.
#シエスタの時間帯は立っている人もお休みのようでいませんでした...

コルドバを離れる日.
コルドバは駅とバスターミナルが隣り合っているので,次の目的地への移動も臨機応変に変えられます.
AVEと呼ばれるスペイン版の新幹線に乗るつもりで来ました.
コルドバ~マドリッド
新幹線(AVE):50.40Euro(2等)~115.60Euro(特等)[1-2時間]
高速バス:14.95Euro[4時間40分]
会社に電話していたら,うまく乗り換えられるちょうど良い時間のAVEが行ってしまったので,バスで行くことにしました.

途中はほぼアクセル全開です.
高速道路をビュンビュン飛ばします.
リクライニングシートもかなり倒れるので楽チンです.
丘に風力発電の羽根が見えます.

道中,ここが見たかったのでバスにしたというのもあります.
写真は,ラ・マンチャの風車の村です.
このあたりは,見上げれば青い空,目前には赤土の大地に広がるブドウ畑があり,そして丘の上には白い風車を見ることができます.
まさにドン・キホーテ(Don Quixote, Don Quijote)の世界です.
ドン・キホーテは,この風車群を巨人ブレアレオと見間違え,槍を小脇に,愛馬ロシナンテにまたがって突進した...ってのは前篇の最後のほうの話です.
前篇:El ingenioso hidalgo Don Quijote de La Mancha(英知あふれる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ)
後篇:Segunda parte del ingenioso caballero Don Quijote de La Mancha(英知あふれる騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ 第2部)
以前住んでいたマンションがパティオって名だったのですが、意味もわからず・・・スペイン語だったんですね
それにしても、綺麗な中庭ですね
アンダルシア地方って案外裕福な土地柄なんでしょうかね
可愛いマンションがありましたね
みんながチョットずつお花を飾って楽しんでいる感じがしました
可愛らしいお花は見る人の心を豊かにしてくれますよね
うちには,お花は咲いてないですが,緑は豊富で,30cmくらいだった木が今では200cmを超えて,自立しなくなってます