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ねぐら(進化する弁護士ブログ)

(-. -)zzz...  
 
その都度、興味のあるネタを書いて行きます。最近は、投資話が熱いです。。

お久しぶりです。。

2019-11-01 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
ブログ、再開したつもりが、前の記事から1年半ほど、放置プレイしちゃった。。。


だって、本業忙しかったからね。(※副業もいろいろあった)


この間、コメントくれた方、ありがとう・・というか、返事もせずに申し訳ないですね。ぶっちゃけ、コメント来てるの知りませんでした。


(-. -)zzz...


まあ、私は、もともとネット上で、顔の見えない相手と仲良く会話したり、議論したり、罵倒しあったり(笑)、傷をなめ合ったりすることに何ら価値を感じない(というか、人生の浪費でしかないと感じる)性質なので・・・ご容赦を。。。


・・・この間、株式相場の世界では、サンバイオが12000円くらいまで暴騰し、それから、2400円まで暴落するという悲劇(喜劇???)があった。(俗にいうサンバイオ・ショック)


外為の世界では、昨年の8月にトルコリラが大暴落した。


ふと、このブログを思い出したのは、「あ・・もしかして、最後の記事、サンバイオで終わってたような・・これは、サンバイオ暴落で、しんだと思われたかな・・」などと、急に思いついたことによる。


どっこい生きてます。


ちゅーか、奇跡的に1万1千円くらいから売り始めて、1万2690円まで売り抜けました。(その後、3千円くらいで買い直し、アホルダーを続けています)


この件は、あとで別の記事でじっくり論じようと思う。しかし、あそこで売れたのは、ひとえに運が良かったから・・と今は思っています。


(私がほぼ売ったあと、まさかの翌日から大暴落!)


というわけで、どこまで続くかは分かりませんが、このブログ、まだまだ終わりませんよ。。


(時間が空きすぎて、どうやってブログを更新するかも忘れてしまっていた・・)

「保育園落ちた日本しね」は、私個人の感覚としては、気色悪い

2016-12-07 | ムニャ(-. -)zzz...寝言

「保育園落ちた日本しね」は、私個人の感覚としては、やはり違和感がある。

違和感というよりも、もっとはっきり言ってしまうと、気色悪い。

まあ、別に愛国心とか、そーいうのはいいんだ。人によって温度差があるものだから。

しかし、「日本しね」はないでしょう。


そもそもこんなキタナイ言葉が、今年ほんとうに「流行」したのかね??

(少なくとも私の周りでは、ちっとも流行ってないぞ。)

その言葉が生まれた背景事情については、もちろん私も理解している。

しかし、言葉そのものとして考えたとき、ちっともキャッチ―でないし、単に不快で乱暴なヘイトスピーチの一種に過ぎないのでは。


一番最初にこのフレーズをネットに書いた人は、さほど深く考えずに、そのときの一時的な感情を吐露しただけなんでしょうけど。

本当に「日本がしんで」しまったら、自分も、自分の愛する子供も、生きて行けなくなるなんていうことを、一度立ち止まって考えた上での発言ではあるまい。


なにが気色悪いかというと、そのような「少しでも反日的な要素のある言動」があると、大喜びして持ち上げる層が、一定数存在するということ。

(弁護士の中にもいっぱいいそうだ)

そこに気持ち悪さがあるんだな。



以上、個人的に感じた違和感を書き残しておこう。


ブログ復活!

2016-11-23 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
久しぶりの更新であります。

気が付けば、弁護士になって、丸7年がすぎようとしていた。

月日が経つのは早いものですね。

久しぶりに過去のブログを読み返してみると、手前味噌ながら、けっこう面白い記事もある。(※役には立たない)

ずっと放置していたわりに、一日あたりのPVが80くらいあったりして、このまま消し去ってしまうのは、ちょっともったいないかな、と思うようになったのである。

しかも、忘れていたが、ブログ代として月額206円払い続けて来たのであった・・・。



と、いうわけで弁護士ブログ復活!!

「読みにくい」と不評だった過去のテンプレは捨てた。


この間、変化があったことは、

(1)株式投資や為替取引に興味を持つようになった。(※昔は、むしろ、そーいうのは嫌いだった)

(2)中小企業診断士資格をとるためLECに通いだした。

(3)証券アナリストの受講をはじめた。

(4)ねこのりんちゃんは、多少年老いたが、健在。

・・・こんな感じである。


「ねぐら」というタイトルは、そもそもなんでこんなSEO的に有効でもなんでもないタイトルにしたか激しく後悔した時期もあったが、今ではあきらめた。

なので、今回変えようかとも思ったが、そのままにしておいた。

とどのつまり、「弁護士の寝言」だと思って、ゆるーい気持ちで読んでもらえれば幸いです。



あえて特定秘密保護法の成立に賛意を表明しておく

2013-12-08 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
たとえば、「あなたは、国が、国民に対して、特定の重要な情報を秘密にすることをどう思いますか?賛成ですか、反対ですか??」


という風な聞き方でアンケートをとれば、大多数の日本人は、「う~ん、それは反対です」と答えるだろう。


僕だって、そう答える。


しかし、「防衛」「外交」「スパイ活動防止」「テロ防止」の4分野に限って、必要な情報につき、国がやむを得ない秘密を持つことは、僕の感覚からすると、当たり前のことである。


これらの情報を垂れ流しにしないのは、ようするに国の安全と平和のためである。結局は、われわれ国民の利益のためである。


憲法の教科書的には大変重要なこととされている「知る権利」が侵害される抽象的な危険性(そう、あくまでも"抽象的な危険性"である)があることは十分承知した上で、僕は、日本国民の生活の安全、国家の存続、平和・・・こういったものの方に、上位の価値を置きたいと思う。


驚いたのは、色んな人に話を聞いてみると、上記4分野の情報に関する法律だってことを知らずに、法律に反対している人が、けっこういるということ。


反対のための反対しか報道しない一部のマスコミの責任と言えるかもしれない。


こうした問題に関して、弁護士会が会長名で反対を表明するのは、いつものことなので、まあ何とも思わないけど、僕は違う意見だってことで。


弁護士会は、「いかにも弁護士っぽい意見を表明することこそが役割」なので、いちいち目くじら立てないし、所属してる弁護士がみんな同じ意見じゃないことは当然である。


結局のところアメリカって国は

2013-09-01 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
「正義の」戦争がしたくて仕方がないんだろう。


オバマだろうが、ブッシュだろうが。


この点、議会にはかった結果、はっきりと「ノー!」の結論を導き出した英国は、ある意味さすがだ。民主主義が機能している。


一方の日本はどうか?


僕は、護憲派ではないし(「憲法だけは絶対に変えちゃいけない」とか、どんな宗教だよ、と思う)集団的自衛権行使については積極派だけど、


日本がアメリカの言いなりになって、海外で、わけのわからない戦争をするようになるんだったら、9条改正には反対だ。


むしろ、日本が「軍」を持つことの意味は、アメリカと真の意味で対等になるがゆえに、これまで以上に、はっきりと「ノー!!」と言えるようになること。これに尽きる。

このブログ

2013-08-30 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
読みづらいですかね?


字が小さいのと、色彩がアレなのは、わかってるつもりなんですけども。。。


僕としては、ふつうの弁護士が言わないような本音ベースの記事を、「海の底に潜ったような密やかさで」こっそり、あげていく、というのをコンセプトにしているつもりなので、あえて、こんな風なテイストにしてるんで。


あと、コメントを一切受け付けないようにしているのは、顔が見えない相手と、ネットで、「あーだこーだ」言い合うのは、基本的に労力と、時間の無駄だと思っているからなんで、今後も変えるつもりはない。


僕も、「若いころ」は、さんざん、ネットで色んな人と議論したりして、エネルギーを消費したからね。分かってるんだよ。もうね。


「無駄な」エネルギーとまでは言わないけど。


「ねぐら」っていうタイトルは、ようするに、ぜんぶ僕の寝言だから、あんまり本気にすんなっていうことです。。。


※2016年11月、テンプレ変更しました。

言論には言論で対抗したい(「ゲン」閉架措置について)

2013-08-23 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
小学校時代、僕らの間では、「ゲン」はホラー漫画の一種という位置付けだった。


コミック版よりも、アニメ版の方が、もっと気持ちわるいよ!(目玉がとろけて飛び出す描写とかあるので)なんて、友達と教えあいながら、「楽しんで」見ていたと思う。


あと、この作品特有の表現(例:「くやしいのう、くやしいのう」「ギギギギ!」「ラわーん!!」とか)が、子供心に面白かったというのもある。


不謹慎と言われるかもしれないが、男子生徒なんてそんなもんである。


で、クラスの超真面目な学級委員長タイプの女子から、そーいう視点で読むのはおかしい、被爆者に申し訳ない、みたいな極めてまっとうな非難をされたりした。


いや、言われなくても、読み方が間違ってることは、心のどこかでは分かっていたのだ。


「ゲン」は単なるグロい漫画ではなく、不真面目な男子生徒でさえも、ごく自然に、原爆のおそろしさ、戦争で家族を失う悲しみ、平和のありがたさ・・・などを学んでいったように思う。(学んでいったというよりも、トラウマになりそうな勢いで、植えつけられた、という方が正しいかもしれない)


他方、作品後半は、たしかに左翼のプロパガンダとしか思えない描写で満ちている。


昭和天皇を名指しで侮辱したり、国歌・国旗に反対したり、ありもしない日本軍の残虐行為を描いたり・・・。


ゲンが、「戦争反対!」と叫びながら、自分はやたらと手が早く、相容れない者をぶん殴るところなんか、サヨク系のダブルスタンダードがよく表現されているなあ・・・・なんて妙に感心したりして。


子供のころは、まったく気にならなくて、「ふーん」というくらいに読み流していた内容。これが、今になって読み返すと、けっこうヒドイ。


まあ、しかし、それでも閉架措置はいらないんじゃない?というのが、僕の立場である。


原爆の悲惨さを真正面から描いた作品として、左右の思想を超えて、「日本人として」評価すべきものがあることは間違いない。


そして、子供が「ゲン」を読んで、その心に最も深くきざみ込むのは、保守系の人たちが心配している、その部分では、無い。


「ゲン」の内容を精査して、史実と異なる部分を洗い出し、史料に基づいて批判的に検討する書が出てくれば、それを図書館に並べて置くのが一番いいと感じる。



※ちなみに、原爆の恐ろしさがトラウマになる、という意味では、僕の一押しは絵本の「ピカドン」。
これは本当に、小学生に見せるのはやばいって。目玉がとろける。



ピカドン PICADON
木下 蓮三,木下 小夜子
ダイナミックセラーズ出版




【追記】
この問題について、「小学生に見せるのには行き過ぎた描写がある」「残酷な表現がある」という風な説明の仕方を各マスコミがしているのは、物事の本質をぼかしている。(わざとか?)

「客観的な史料に基づかない嘘の事実が、あたかも本当にあった出来事のように描かれている場面(同時に残酷描写でもある)が含まれており、判断力にとぼしい小中学生が、虚偽の歴史を信じてしまうおそれがある。とくに、物語後半は、共産党系の雑誌に掲載された経緯もあり、思想的に偏向している。それゆえ、子供に読ませることに慎重な立場をとる人もいる」と、説明しなければ、物事の本質を見誤るおそれがある。

ネット選挙解禁の件

2013-07-04 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
意外と勘違いしている人がいるみたいだが、ネットで投票できるようになったわけではない。


われわれ有権者の側においては、ブログやツイッター上で、「選挙運動」に該当する書き込みができることに、一定の意味があると考えられます。


なお、「選挙運動」とは、特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的とし、得票を得又は得させるために、直接又は間接に有利な行為のことを言う。


『●●候補が中心になって進めている××という政策は大変すばらしいので、ぜひ一票入れてあげてください』これは、典型的な選挙運動である。


逆に、たとえば、『民主党宮城県選挙区の岡崎トミ子さんは、2003年に、韓国で行われた反日デモに参加した人です。こんな人が日本の国会議員を名乗っていることが、私には信じられない!ほんの一時期とはいえ、こんな人を国家公安委員会委員長にした民主党に恐怖を感じる。落選を強く願う』
・・・・という書き込みは、「特定の候補者の当選を目的とし」ていないので、上記定義からすると、選挙運動には当たらないんじゃないかと思います。
(まあ、仮に該当しても、改正法によればオッケイなわけなんですが)


ちなみに、虚偽の事実を公表することは禁止されていますが、上記岡崎トミ子に関する記述は本当のことなので念のため。



※参考リンク

インターネット選挙運動の解禁に関する情報(総務省)

問責決議の件

2013-06-27 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
僕は典型的な無党派層であり、「いつでも自民党支持派」ではないが。


今回の「問責決議」は、さっぱり意味がわからん。


「みんな」はまだしも、「社民」「みどり」「生活」それに「民主」
・・・現時点での民意をまるで背負っていない(というよりも、むしろ完全にそっぽを向かれており、国民から退場を願われている)連中が、なにをやっているのか。


結果的に、たとえば「水循環基本法」などの重要な法律案が、廃案になってしまった。

ちなみに、この法案は、わが国の水資源であり美しい山林を、中国資本が買い漁る(←この行為自体不気味であり、不快である)のに対処するために、政府が一元的対策をとれるようにすることに重大な意義があった。
(そのこと自体が目的の法律じゃないぞという声も聞こえてきそうだが、「重大な意義がある」ことは間違いないって)


安倍首相のセリフじゃないが、このようなことが今後二度と起きないように、今度の参院選で、「ねじれを解消する」必要がある。


・・・もしかしたら、参議院は不要かもしれない。
(いまのところ、僕は、議論のプロセスを重視する立場から、一院制でよいとまでは思っていないが)


いずれにせよ、今回意味不明な問責決議を、どこの党が提出し、だれと、だれが賛成したのかを、よく覚えておくことにしよう。


今回の「問責決議」は、どっちかというと、「自民」に追い風となり、「民主」の崩壊に拍車をかける結果につながると予測します。

民主党の「公開大反省会」はやっぱり失敗だった

2013-05-14 | ムニャ(-. -)zzz...寝言

>民主党が先週11日開いた「公開大反省会」について、ニコニコ動画が番組終了後にアンケートしたところ、9割以上が「良くなかった」と評価したことが分かった。
アンケートの結果は、「とっても良かった」「まあまあ良かった」が2・3%ずつ。「あまり良くなかった」は5・5%で、「良くなかった」は85・8%と、圧倒的に不評だった。
7月の参院選に向けて党勢回復のきっかけにしようとしたが、大失敗だったようだ。

ZAKZAK-2013/05/12


・・・えーと、なんとなく、こういう結果になるのは、最初から見えていたと思うんですが・・・

「7月の参院選に向けて党勢回復のきっかけに」なると、かれらは本気で考えていたのだろうか。

もしそうだとすれば、自分たちの置かれた状況を認識する能力を根本的に欠いていると思う。


「ニタニタ顔が気持ち悪い」とかは、まあ、悪意あるマスコミがワンカットだけ切り取って報道したせいもあるので、多少割引いて考えるとしても。


総理大臣を経験した人物であっても、「自分自身のことは見えない」ということか。

若い人たちを集めて、いまだ学生運動のノリということか。


いずれにせよ、この人たちに政権が戻ることは二度とないと確信できたことはよかった。

みんなで靖国神社に参拝って・・・・

2013-04-24 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
国会議員が「みんなで」靖国神社に参拝するって、どうなんだろうね?


まるで、「赤信号みんなで渡れば怖くない」みたいに聞こえるのは、僕だけだろうか。


中国・韓国や日本のマスコミに自分一人叩かれるのは怖いから、それじゃ「みんなで」という風に見える。


ま、彼らの立場にならないとわからない事情というものがあるのかもしれない。


しかし、英霊の前に出るのに、ぞろぞろ群れを作っていくという行為自体に、根本的な疑問を感じないか。


はっきり言えば、恥ずかしいと思わないか。



>>みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会の尾辻会長は「どこの国でも行っている、ごく自然な行為だと思いますから、反発されることが、わたしにはよく理解できません」と述べた。


その通り。英霊への参拝は、ごく自然な行為である。


・・・で、本当に自然な行為と思ってるんなら、「自分一人で」「だれにも恥じることなく」「堂々と」「しずかに」「よけいな宣伝はせずに」私の良心にしたがって、粛々と参拝すればいいのではないだろうか。



僕はそうしてます。

「浪花なにわ酒造」の不祥事の件

2013-02-27 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
今回発覚した「浪花なにわ酒造」の不祥事であるが、こんなのは氷山の一角に過ぎないのであって、米と麹と水以外の「何か」が入っているとしか思えない「純米酒」に遭遇することは、しばしば経験することである。
(そういう酒は、たいてい翌日に変な残り方をする)

酒飲みの心意気として、日本酒は純米酒しか飲まないことに決めている僕が言うのだから間違いない。


このさい、当局は徹底調査して、変な「純米酒」の洗い出しと、撲滅に乗り出してもらいたい。

そして僕からの提案としては、法律を改正して、純米酒表示をやめることとし、醸造アルコール等の不純物を混ぜた酒に対して、「不純米酒」の表示を義務付けるように変えてもらいたい。

(つまり、原則と例外を元にもどして、はっきりとさせるわけである)


それにしても、今回の件で一番なげかわしいのは、「おいしくなると思って入れてしまった」という酒蔵側のコメントだろう。

馬鹿言うな、美味しくなるもんか。



【以下はYOMIURI ONLINEのニュースからの引用】

大阪府阪南市の酒造会社「浪花なにわ酒造」が、「純米酒」に醸造アルコールを混ぜたり、「吟醸酒」に規定以上の醸造アルコールを加えたりして、国税庁の基準に違反した酒を販売していたことがわかった。
(中略)
同社は「普通酒で成分が違ってもおいしくなると思って入れてしまった。認識が甘かった」としており、自主回収を始めた。
(後略)

「ならぬことはならぬ」

2013-01-27 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
大河ドラマ「八重の桜」、毎回ビデオ録画して、見てます。

綾瀬はるか、すごく好きというわけじゃないけど。。

幕末もの、そして佐幕側(歴史に敗れ滅びる側)から描いたドラマには昔からシンパシィを感じる方なので・・・・。

女性が主人公の方が、なんとなく華やかでいい、というのはあるかもしれない。

イケメンの吉田松陰、上半身剥きだしの山本覚馬など、「腐女子」の方々の支持を狙っている(?)ような演出も、まあ、いいじゃあ~りませんか。

前半の登場人物では、奥田瑛二の佐久間象山がいい味出してます。

個人的には、西島秀俊の覚馬と、新撰組の面々とのからみが楽しみです♪

幕末の動乱期から、文明開化の時代を経て、日清・日露戦争の時代を行きぬき、昭和時代まで生きた「八重」という人物が、これまで取り上げられなかったのが不思議なくらいである。

(ちなみに、名作「白虎隊」のDVDを取り寄せて視聴したところ、ちゃんと山本八重・覚馬の兄弟も登場していた)


白虎隊 [DVD]



蛇足的に言及しておくと、昨年の大河ドラマ「清盛」の視聴率がイマイチだった理由は、俳優さんたちのせいではなく、テーマの選び方の問題だったと思う。

「たいらの~」や「ふじわらの~」が大勢出てきたときに、大多数の視聴者は、だれが誰なのか、なんのこっちゃという感じで、区別ができていない。

それに、源平の時代を取り上げるのであれば、一般視聴者が見たいのは、「義経」の活躍と悲劇に決まっているのである。

大衆が「一番見たい」ところをあえて外して、視聴率を大きく稼げると思う方が間違っている。

ちなみに、僕は見たり見なかったりだったけど、嫌いではなかった。“白拍子”が妙になまめかしく、萌えだったので(笑)


◇ ◇ ◇ ◇ ◇


ところで、八重の桜を毎回ビデオ録画する理由は、日曜8時からは、たけしと石橋の「日曜ゴールデンでなにやってんだTV」を見るからである。

去年の末に始まって以来、視聴率が伸びないとか、いろいろ批判されているようだが、はっきり言って、僕は好きです。

バカバカしくて、マニアックで、ややアングラな匂いがするから・・・・かもしれない。

かけ込み退職の件

2013-01-23 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
弁護士としての自分の職務に置き換えて考えると、退職金が減ることを理由に、目の前の依頼者の仕事を放りだして一か月早く辞める、ということはあり得ないことだと思う。
(弁護士に退職金などないが)

他方で、地方公務員の駆け込み退職について、僕は非難する気にはなれない。

わるいのは、中途半端な時期に条例を施行した各県の方である。

憎むべきは、こんなことも予想できないこの国のリーダーたちの馬鹿さ加減である。

現場教師に対して、子供をとるか?退職金をとるか?という二者択一を突き付けることがそもそも間違っている。


公務員といっても、大半はふつうの庶民である。

わずか数か月の退職時期の差によって、100万円以上手取り金額が上下するとなれば、その前に退職してしまおうと考えることも人情である。


「聖職としてどうか」という論調もあるようだが、それは他人に言われることではないと思う。

そんなことは、個人がひそかに心の中で自負すればよいことであって、大っぴらに口に出すのも恥ずかしい。

ついでに言うと、僕は教師も警察官も弁護士も聖職ではないと思っている。
医者やナースや裁判官には、ひそかに聖職者であってほしいと期待しなくもないが、おそらく当人に言わせると「余計なお世話」だろう。


学校内の音楽イベントを前にかけ込み退職してしまった音楽教師もいるという。

これなどは、「生徒をがっかりさせる」「職場に多大な迷惑をかける」「仕事を投げ出すのはプロフェッショナルと言えない」「35年の教員人生の幕引きとして、あまりに情けない」という批判が妥当する。

しかし、そうした批判を甘んじて受ける覚悟で、「100万円」を選んだのであれば、それは仕方がない・・・と思う。

かけ込み退職を思いとどまった側の人たちだって、「正直迷惑だけど、辞めたあいつの気持ちは分かる」というものが多いはずである。

体罰のこと

2013-01-21 | ムニャ(-. -)zzz...寝言
教育の現場における「体罰」は、基本的に役に立たない。

個人的な経験から、そう思う。


体罰を受ける側の生徒は、体罰を好んで用いる教師をおそれつつも、本音の部分ではバカにしているものである。

暴力によってしか言うことを聞かせられない教師を無能だと見抜いているのである。


僕が中学のときは、ゲンコツ大好きな数学教師のことを、面白がって「ギガンテス」又は「アトラス」と呼んでいた。

いうまでもなく「ギガンテス」「アトラス」は、当時、流行っていたドラクエシリーズに登場するモンスターの名称。
攻撃力だけやたら高い一つ眼の鬼みたいな怪物。つうこんの一撃!が出る。ギガンテスよりもアトラスの方が数段強い。
そのときのゲンコツの威力に応じて、「今日はギガンテスレベルだった~♪」とか、「気をつけろ、今日は機嫌が悪いぞ、アトラスだ!」「あいつ、最近嫁に相手してもらってないから欲求不満なんだぜ」なんて、友達と言い合って、遊んでいた。

この先生の授業のときに、黒板に「ギガンテス」の似顔絵を描いて、わざとゲンコツをくらったこともある。(クラスの連中は大うけだったが、痛いんだこれが)

まあ、この教師はゲンコツ以上の暴力は(めったに)振るわなかったと思うし、そもそもこういう“遊び”が成立する時点で、どこか憎めない部分があったということかもしれないが。


しかし、この種のギガンテス系教師は、決して生徒から尊敬されていなかった・・・・と思う。

先生がどんな思いで拳をふるっていたのか知る由もないが、仮に何らかの崇高な「思い」があったとしても、生徒たちの上記のセリフを見れば、伝わっていないことは明らかである。


もちろん殴られたからといって、頭がよくなったわけではない。(むしろ脳細胞が破壊されて、英単語を一つか二つ忘れたかもしれない)


体罰を容認する人たち(保守系のオジサマたちに多い気がする)は、日教組的なものの考え方に対するアンチとして、言っているように思える。

たしかに戦後の日本を悪くした元凶の一つに日教組があげられることは僕も否定しないが、それとこれとは別だと思います。

生徒たちが、殴られた理由について、「先生の機嫌が悪かったから」と認識しているようでは、大失敗である。