ラギッドスタイル

モード系やスキニーものには手を出さず、
ひたすらワイドデニムやワークシャツなどに
傾倒しているおいらだが。
思い起こせば16歳の時から30年間よくもまあ飽きずに
やってきたもんだ。
短足ちびガリのおいらにとって、
ブーツカットや浅股上の方が足が長くみえるからとて、
絶対に信用などしないのであった。
体型を曖昧にするワイドデニムの方が
そりゃいいに決まっているだろっと言うのが信条だ。

ところがなんである。
世の中ラギッド（丈夫な・無骨な）なムーブメントが小波ながら
押し寄せているらしい。
カーハートやベンデヴィスやネペンテスやLLビーンや
パタゴニアやゴリラやレッドウィングやエヴィスなんかがわさわさ。

ええーっ、またガキどもと一緒???
年季が違うのに…

ネイティブ系に鞍替えかなと思ってみたけれど、
あのくそ暑い真夏にシープスキンやフリンジ付きのブーツを
履いた♀ガキどものことを思い出したのでコレも却下なんである。

確かあのブーツも30年も前に流行ってたな。
UGGやミネトンカ。
彼女が履いてた、むろん冬に。
おいらはレッドウィングのペコスだった。
あのペコスブーツは夜逃げの際に、どこかに行ってしまったのであった。