おやじの遊び道具。

  シケたおやじも、愛されたいのだ!

ニセモノ考。

2005-03-05 | ふぁ ふぁっしょん
贋作・模造品・レプリカ・偽物・バチモン・
似せ物・コピー品・パチ・偽造品・・・などとあるのですが。
どこまでが洒落で、どこからが法を逸脱するのか。よく分からん次第で。
まっ、意匠などの権利もあるので、
それを商用に使うのは九分九厘×なのでしょうが。
だけど、カウンタックLP400やポルシェスピードスターが、
レプリカ車として販売されているのは、○なんでしょうか?
ちゃんと製造権を持つところに、承認を得ているのでしょうか?
ネットオクでは、いかにもコピー商品と分かる時計が、廉価で販売されています。
さてこれらコピー商品ですが、20年ほど前ですと素材自体がちゃちだったり、仕上げが雑だったりと、ブランド名が擦れたプリントだったりと、自動巻きがクォーツだったり、紛れも無く偽物だと判断できたのですが。
近ごろでは、仕上げもとても丁寧になって、おまけにギャランティまで作成してくれて。
まさにいたれりつくせり。しかしここまでやると手間が掛かりすぎ、となるとコストもあがるわけで、廉価販売できなくなってしまいます。
まっ、近ごろといっても10年ほど前ですが。
でほんと、近々のコピー商品事情はどうかといいますと。
品質もオッケー・お値段も大丈夫。
だけどね、サイズが微妙に大きかったり、カレンダーの位置が違ったり、竜頭のデザインが違っていたりと。
これはね、既製パーツを集めて、アッセンブリするために起こるのです。
つまりちょこっと加工ですね。
その昔も文字盤はA親父のとこ、ブランドロゴはN印刷で、ムーヴメントはS社の横流し、
針は近くの旋盤工に打ち抜かして、とパーツそのものから製作してアッセンブリでやっていたんですが。ほんと近ごろは半ば既製パーツを寄せ集めての製作です。
こんなのでも、なぜ売れるのか?これはメーカーが新商品を次々発売するからなんですよ。
だから本物がどれか、分からなくなってしまって。
コピー品を作って、「こんなタイプもあるのです」と、
ユーザー見せると「おっ、希少価値があるかも」なんて本人も得した気分になったりしてね。
つまり微妙に近いモノより、大幅に違うモノが欺きやすい。
偽物メーカーの発想の転換って、やつです。
これにより国内での作製も可能になりました。
中国韓国で作るより、メリットが多くなってきたのです。

まっ、改めてニセモノ考というタイトルで書きますが、とりあえずここまで。
いずれ、贋作ばかりのコレクションしてやろうと考えているのですが、
それって所持しているだけでも非合法なんでしょか?

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