おやじの遊び道具。

  シケたおやじも、愛されたいのだ!

なるほど。

2006-12-01 | ハナくそおやじ
寝ぼけまなこで電車にて座っていると、
太ももに何か気配がする。
それでも気にせずうつらうつらやっていると、
イマとアノ世の狭間で
「教育基本法改正って、無理があるよね」
「まっ、あれぐらいやらなきゃ、ダメなのかしら」
「大体、教育委員も会学校もだらしがないわね」
「そうそう、おまけに親もしつけがなっていないわ」
と奥様2人がもっともらしいことを、声を荒げて話している。

少々耳障りなので、トーンを落としてもらえんでしょうか?
おまけに靴を履いたままシートに上がる、
お宅の坊ちゃまがおいらの太ももを汚しているんですが…

「○○課長、使えないんですよ、まったく」
じゃ、君は給料に見合うだけの働きをしているんだね…

「あの♂、あんなぶっ細工な♀連れてよく歩けるな」
きみの彼女はモデルのように、美しいですか?

「あのメガネどうにかならんすか、ダサくて」
そろそろその茶髪も、時代遅れなのでは…

どうでもいいことですが、
みんな自分のことを棚に上げて
よくもまあこれだけ客観的な意見を述べることができるものだと
関心することがしばしば。

立ち小便は今でも。
猫糞やヤリ逃げやスピード違反や
苛めや虐められや他人の悪口や無修正保持や経費の乱用など
別に気にも留めずやってきたおいらだから、
そんなそんな、私は聖誠実直君子みたいなことは口が裂けても言えん。

「遅刻はいかんだろう、遅刻は」と言えなかったおいら。
さるまね社長は遅くきて、どっかにすぐいなくなるんだから…
あの頃おいらに、もっと自分のことを棚に上げて
ぐいぐい叱咤激励する身勝手さがあったら、
きっとそこそこの企業にはなっていたんだろうな、たぶん。

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