ワンコウと遊ぶ。

小学校のころ、
我が家の庭でゾウを１頭飼っていました。
当時そう告げたら、
嘘ツキと相手にもされませんでした。
西表島にて、
そこの角で西表山猫を見かけたと騒いだら、
そりゃ、西表ノラ猫だろっと
歯牙にもかけられませんでした。

いまなら、きっと信じてくれるはず。
これだけ日本にいるはずもない蛇やさそりやヘラクレス甲虫が
平然と民家近くに出没するのですから。

本日名前を忘れてしまいましたが、
日本において通し番号付きで管理されているワンコウと
お初対面しました。

そのワンコウは飼い主が招き入れた客人には
しっぽを振ってとてもフレンドリーに接するそうです。
が、アタシはいきなり吠えられました。
飼い主曰く、こんなことは珍しいと。
いえいえ、アタシにとっては珍しいことではありません。
普段人懐っこいといわれる姪に初対面のおり、
泣かれてしまったこともあります。

こいつらみんな五感が鋭いのです。
アタシが若いおねえちゃんにしか
興味を示さぬことをよおく知っています。
その場しのぎで心無い嘘ツキのアタシのことを
しっかり見抜きます。

でもね、アタシの方が一枚上手。
帰るころにはちゃんと手懐けてしまいます。
ちょろいもんです、ワンコウやガキの一匹や一人。

門を出ていくときに、
あっかんべえと背中に視線を感じることもありますが。

くだんのワンコウのサイトは左にあります。
みなさん、ぜひご覧ください。

ちょっと、
ワンコウ飼いたくなりました。