おやじの遊び道具。

  シケたおやじも、愛されたいのだ!

「どかんかいっ」

2008-06-23 | ハナくそおやじ
東国原知事(そのまんま東の方が未だに呼びやすい)が
提案(口を滑らせた)した「愛のムチ&げんこつ条例」に賛成だ。

別にどー思いますかと、質問を受けたわけではないのだが。

近ごろ、みんなナメ倒しているから、
誰かががつんとやらねばならん。

「誉めて伸ばす」が一般的に広まったことに
あぐらをかいて良い気になってる輩もかなり多い。

がつんとストッパーを掛けることの反動で
そのスキルを伸ばせる奴も多いんじゃないか。
人生でもスポーツでも勉強でも。

東尾監督と星野監督の指導法。
どちらも優れた指導者だ。
けれども時代の流れを考えると、これからは星野流だろう。

昨日ジムの更衣室の狭い通路で、
ラケットやバッグや着替えやシューズを迷惑千万、広げくさっているガキがいた。
ちょうどおいらと背中合せ。
うっとおしいので散らかった衣類を蹴飛ばしてやろうと振り返ったら、
ガタイのでかい格闘家のようなにいちゃんが
「どかんかいっ」と衣類やラケットを踏ン付けていった。
「すっ、すいません」とそのガキはそそくさと片付けて出て行ってしまった。

「待って、待って」とスーパーのエレベーターを止めるおばはん。
開くボタンを押さえたままでおっさんはしばらく静止。
そのおばはんは乗り込む前に、
見切り品のコーナーを見付けてしばらくストップ。
業を煮やしたおっさんは、扉をクローズ。
完全に閉まる前におばはんは、半身を入れてきた。
そして何事もなかったように、扉側を向く。
「みんな待ってんだから、すみませんの一言でも言えよ」
おっさんが、がつん。
「ごめんなさい」とぽつり。
ちなみにこのおっさんとおばはんは他人だった。
おっさん、あんたはえらい。

もし清原が若い頃に大リーグに行ってがつんとやらていたら、
もっと凄いスラッガーになっていたと非常に残念に思う今日この頃だ。

おいらはどうかというと、
半端にがつんとやられてきたお陰で
萎縮したり自由だったり
糸の切れた風船のようなつかみどころのない人間になった。
なんともはやちんけな人生だ。



画像は往年トムロビンソンバンドのレコジャケ。
まだ活動してんのかな。


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